注目の作家7名の展覧会 ギャラリー・アートアンリミテッドで開催中 | Numero TOKYO
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注目の作家7名の展覧会 ギャラリー・アートアンリミテッドで開催中

大竹彩子 『MITAKA6389 / HONGKONG8023』 Right: Photo© SAIKO OATKE Left: Photo© SAIKO OTAKE / © 2005 Estate of Madeline Gins.  Reproduced with permission of the Estate of Madeline Gins.
大竹彩子 『MITAKA6389 / HONGKONG8023』 Right: Photo© SAIKO OATKE Left: Photo© SAIKO OTAKE / © 2005 Estate of Madeline Gins. Reproduced with permission of the Estate of Madeline Gins.

東京・乃木坂のギャラリー・アートアンリミテッドにて、注目の作家7名による展覧会「S,M,L ―未知なる世界へ」が開催中。会期は、2021年4月10日(土)〜5月15日(土)まで。作品はWebでも公開されている。

柴田敏雄 『山形県尾花沢市』 Photo© Toshio SHIBATA
柴田敏雄 『山形県尾花沢市』 Photo© Toshio SHIBATA

本展では、伊奈英次、大竹彩子、マイケル・ケンナ、齋藤芽生、柴田敏雄、茂木たまな、盛田亜耶ら、国内外で活躍する作家から新進気鋭の作家まで7名の作品をさまざまなサイズで展示。リアル会場に加えて、オンラインでも作品を閲覧・購入することができる。

伊奈英次 『残滓の結晶ー六本木』 Photo© Eiji INA
伊奈英次 『残滓の結晶ー六本木』 Photo© Eiji INA

出展作家の一人、伊奈英次は、大型カメラによる重厚な作風と社会のタブーに挑戦する批評的な作品で知られる。近年では、個展「都市と自然の相似形」(ギャラリー・アートアンリミテッド/2019年)、20〜21年に、デジタルバグを増幅させた連作を「残滓の結晶」として発表し話題になった。

柴田敏雄は、ダムなどの人工物と自然のせめぎあう風景を絵画的な視覚で切り取る「日本典型」で、第17回「木村伊兵衛写真賞」をはじめ受賞多数。世界各地で個展やグループ展に参加している。

マイケル・ケンナ 『Gathering Clouds, Casoli, Abruzzo, Italy. 2016』 Photo© Michael Kenna/RAM
マイケル・ケンナ 『Gathering Clouds, Casoli, Abruzzo, Italy. 2016』 Photo© Michael Kenna/RAM

イギリス出身のマイケル・ケンナは、世界でもっとも知られる風景写真家の一人。各国で個展を開催し、その作品は数多くの美術館に収蔵されている。00年には、フランスの芸術文化勲章・シュヴァリエを受章。日本にもたびたび訪れ、精力的に各地を撮影している。

展示作品は固定ではなく、流動的に変化していくという本展。なお、作品はWebでも公開され、オンラインで購入もできる。それぞれの作家が放つ世界観を、ぜひ堪能してみよう!

※掲載情報は4月21日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。

「S,M,L ―未知なる世界へ」
会期/2021年4月10日(土)〜5月15日(土)
会場/ギャラリー・アートアンリミテッド
住所/東京都港区南青山1-26-4 六本木ダイヤビル3F
開館時間/13:00〜18:30(最終入場)
休館日/日、火、祝、4月29日〜5月5日
URL/www.artunlimited.co.jp

Text : Akiko Kinoshita

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