すべて黒なのにカラフル?! 「UZU」のアイライナーが売れている理由 | Numero TOKYO
Beauty / Post

すべて黒なのにカラフル?! 「UZU」のアイライナーが売れている理由

マスク生活が長くなり、目元に視線が集まるこの頃。今年全国発売され、メイクの楽しみを教えてくれると話題のコスメがある。それがウズ アイオープニングライナー セブンシェイズ オブ ブラック。こだわりのアイライナーの秘密を解き明かす。

このウズ アイオープニングライナー セブンシェイズ オブ ブラックは、すべて黒でありながら7色展開のアイライナー。ご存知のように黒という色には、ニュアンスによって鉄黒、漆黒、墨色など多彩の表情がある。その微差をこのアイライナーはテクスチャーや微妙なカラートーンで表現。濃厚な黒=ピッチ ブラック、透けながら輝く黒=プラチナム ブラックというように、テクスチャーのニュアンス違いで4色、レッド ブラックなど色調違いで3色、黒だけでなんと全部で7色のバリエーションが揃う。

ウズ アイオープニングライナー セブンシェイズ  オブ ブラック 全7色 各¥1,650

ウズ アイオープニングライナー セブンシェイズ オブ ブラック 全7色 各¥1,650

そもそも、この商品が生まれたのは世界中のユーザーの声からだったという。つくりたいアイライナーの意見を集めたところ、もっとも多かったのが「黒」。100以上の色調やテクスチャーのアイデアが存在したそう。多数の意見の最大公約数で“誰にでも合う”商品をつくりだすのではなく、そこにある個性、さまざまな意見をできるだけ幅広く救い上げ、形にしようという姿勢にも好感が持てる。

こだわりは色表現だけにはとどまらず、伝統と革新から生まれた2種の筆にも。一つは熊野×奈良でたった7人しかいない伝統職人が手揉みした「大和匠筆™」。黄金比率でブレンドした4種の毛はそのままに、このアイライナーのために毛量を増やすことで筆のコシやしなりをアップし、未体験の描き心地を実現した。

もう一つは新たに開発した「フェルト by 大和匠筆™」。超極細のナイロンファイバーを独自に整形しフェルトチップに仕上げ、シルクのような描き心地を可能に。同じ色調違いでもグリーン ブラックは「大和匠筆™」、ネイビー ブラックは「フェルト by 大和匠筆™」など、それぞれの色表現に適した筆を採用するというこだわり。

さらには日本の先端テクノロジーを駆使して生み出した「WP Film™」により、水、湿気、皮脂に強く、落とすまでにじまないアイライナーに。また色素沈着しない染料フリーで、ぬるま湯で簡単にオフが可能。ボディは人間工学に基づいた八角形となっている。

シンプルにして王道の、黒のアイライナー。そこに込められたつくり手の情熱、そして使い手を思う想像力に感服する。朝、鏡の前でこのアイライナーを手に取り、目元を彩る一本のラインが、今日の新しい可能性を予感させてくれる。

UZU
TEL/
0120-963-277
uz.team

Text: Hiroko Koizumi

Magazine

JUNE 2024 N°177

2024.4.26 発売

One and Only

私のとっておき

オンライン書店で購入する