注目の写真家・岩本幸一郎の写真展@AL(恵比寿)
東京・恵比寿のギャラリー「AL」にて、写真家・岩本幸一郎の2年ぶりとなる写真展「Self harm」が開催中。会期は、2021年3月25日(木)〜4月7日(水)まで。
本誌『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』でも活躍する、写真家の岩本幸一郎。デジタル、アナログ双方での撮影を得意とし、ポートレイトやファッションを中心に、雑誌や広告の撮影を数多く手がけている。2019年には、雪山での撮り下ろし作品を集めた個展「isolation」を開催。また、森山未來らと手がけたインスタレーション&パフォーマンス「VERTIGO」を同年に発表するなど、精力的に活動している。
本展では、過去の景色を写したフィルムのシートに傷を付けることで、当時の彼自身の心情を表現した作品を展示。“追憶”をモチーフに、自身の深部に眠っていた記憶や経験、感情の機微との再会にアプローチしていく。そして会場では、本展のために制作されたnaomi paris tokyoによる音源が、展示空間に彩りを添える。
会期中には、感染症対策を万全に行った上で、会場およびオンライン上でライブパフォーマンス、トークイベントも開催予定。詳細は、公式サイトやインスタグラムにて発表される。
岩本幸一郎が一貫して向き合う、作家の内面に宿る唯一無二の“美しさ”。その情景を体感しに、ぜひ足を運んでみては?
※掲載情報は3月25日時点のものです。
開館日時など最新情報は公式サイトをご確認ください。
岩本幸一郎 写真展 「Self harm」
会期/2021年3月25日(木)〜4月7日(水)
会場/AL
住所/東京都渋谷区恵比寿南3-7-17
開館時間/12:00〜19:00
※最終日は17:00まで
休館日/会期中無休
料金/入場料無料
※イベントは別途チャージあり
URL/http://www.al-tokyo.jp/
Text : Akiko Kinoshita