六本木アートナイト デジタル企画“RAN TV”公開 | Numero TOKYO
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六本木アートナイト デジタル企画“RAN TV”公開

東京・六本木の街を舞台に開催されてきたアートの祭典「六本木アートナイト」。そのスピンオフ・プロジェクトとして、オンラインプログラム「六本木アートナイト・デジタル“RAN TV”」が、2021年2月27日(土)〜3月21日(日)まで限定配信されている。

第1回「六本木アートナイト2009」 体長7.2m!!六本木ヒルズアリーナに出現したヤノベケンジによる機械彫刻『ジャイアント・トらやん』
第1回「六本木アートナイト2009」 体長7.2m!!六本木ヒルズアリーナに出現したヤノベケンジによる機械彫刻『ジャイアント・トらやん』
2009年にスタートした「六本木アートナイト」は、美術館をはじめとする文化施設や、さまざまな商業施設が集積する六本木の街全域にわたり、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスなどの多様なコンテンツを展開してきた。コロナの影響を受けて、昨年5月に予定していた「六本木アートナイト2020」は中止となったが、アートの灯を絶やさないためにも、この度、スピンオフ・プロジェクトを発表。 「Roppongi Art Night」の頭文字を冠した“RAN TV”にて、アート対談やパフォーマンス作品の配信を行うほか、参加作品を公募する「オープンコール・プロジェクト」では、今回初めて映像作品のみの募集を実施し、落合陽一×日本フィルハーモニー交響楽団プロジェクトを含む厳選された30作品を一挙に公開する。

左上:片岡真実(photo:Ito Akinori)、左下:中村政人、右上:遠山昇司、右下:帆足亜紀
左上:片岡真実(photo:Ito Akinori)、左下:中村政人、右上:遠山昇司、右下:帆足亜紀

他にも、六本木アートナイト実行委員長・森美術館館長の片岡真実と、国内外における国際芸術祭のキーパーソンらによるトークイベントや、「いま、アートで街を元気にできる?」をテーマに六本木の街の人たちとメッセージ映像を制作。また、「六本木アートナイト2016」に参加したフランスのスペクタクル・パフォーマンス・グループ、 カンパニー・デ・キダムのパフォーマンス映像をはじめとしたアーカイブ作品も配信する。

吉岡徳仁 『ガラスの茶室 – 光庵』 コバルトブルーのライトアップ (2021年) 国立新美術館 (六本木アートナイト・スピンオ フ・プロジェクトでの展示イメージ)
吉岡徳仁 『ガラスの茶室 – 光庵』 コバルトブルーのライトアップ (2021年) 国立新美術館 (六本木アートナイト・スピンオ フ・プロジェクトでの展示イメージ)

さらに、現在、国立新美術館正面入口前で特別公開されている吉岡徳仁の『ガラスの茶室 − 光庵』がコバルトブルーにライトアップされる光景を、吉岡へのインタビューとともに公開。その青く輝く光には、コロナと戦う医療従事者への感謝のメッセージが込められている。

今後も継続的に発展していくという「六本木アートナイト・デジタル“RAN TV”」。自宅にいながら楽しめるアートプログラムの詳細は、ぜひ公式サイトをチェックしてみよう!

※掲載情報は2月28日時点のものです。
最新情報は公式サイトをチェックしてください。

六本木アートナイト スピンオフ・プロジェクト 「六本木アートナイト・デジタル“RAN TV”」
会期/2021年2月27日(土)〜3月21日(日)
配信/YouTube チャンネル“RAN TV”(無料)
公式サイト/roppongiartnight.com

Text : Akiko Kinoshita

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