日本デザインセンターで「VISUALIZE 60 Vol.2」開催 | Numero TOKYO
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日本デザインセンターで「VISUALIZE 60 Vol.2」開催

AICHI⇆ONLINEロゴ デザイン:三重野龍
AICHI⇆ONLINEロゴ デザイン:三重野龍

デザイナーの原研哉が代表を務める日本デザインセンターで、展覧会「VISUALIZE 60 Vol.2」が開催されている。東京・銀座の本社13階 POLYLOGUE(ポリローグ)にて、2021年4月16日(金)まで。

  株式会社日本デザインセンターは、1959年に創業。日本のデザインの発展と質的水準の向上を図る組織として、亀倉雄策、原弘、山城隆一を中心に、永井一正、梶祐輔らによって創立され、現在は原研哉が代表を務めている。 (関連記事) Numero.jp/原研哉率いる日本デザインセンターの30のプロジェクトを公開 創業60周年を記念した「VISUALIZE 60」は、現在進行中の仕事や構想中のプロジェクトを通して未来を予見し、日本デザインセンター自身を捉え直す試み。これは、本質を可視化する「VISUALIZE(ヴィジュアライズ)」と名付けられた技術によってデザインの意義を問い直すもので、VIやサイン企画、プロダクトをはじめ、アプリ開発、展覧会の企画・プロデュースなどといった近年のプロジェクトが、前期と後期に分けて30ずつ紹介される。

「トビラ絵」 アートディレクション:三澤遥
「トビラ絵」 アートディレクション:三澤遥
「トビラ絵」 アートディレクション:三澤遥
「トビラ絵」 アートディレクション:三澤遥

この「VISUALIZE 60」では、約半年にわたって四つの展覧会を軸としたコンテンツが展開される。その後期にして三つ目の展覧会にあたる本展では、実物のプロダクトやサイン、アプリケーション、再編集した映像などをとおして、新たな側面から「VISUALIZE」の手法が紹介される。なかでも見どころは、各展示の冒頭に置かれる「トビラ絵」だ。展示内容への興味と理解の入口となるもので、見る人の想像力や感受性に訴えかけながらプロジェクトの本質へと導く役割を果たす。なお、トビラ絵のアートディレクターは三澤遥、本展ディレクターは色部義昭が、前期に引き続き担当する。

お見逃しなく。

 

※掲載情報は2月25日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

VISUALIZE 60 Vol.2
会期/2021年2月1日(月)〜4月16日(金)
会場/POLYLOGUE(日本デザインセンター東京本社13階)
住所/東京都中央区銀座4-9-13 銀座4丁目タワー
料金/無料
時間/10:00〜20:00
休館/土・日曜日、祝日
TEL/03-6264-0300
URL/visualize60.ndc.co.jpwww.e-tix.jp/visualize60(予約サイト)

※事前予約制

Text : Manami Abe

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