シャーロット・ランプリング、「Saint Laurent」のショートフィルムに出演
シャーロット・ランプリング(Charlotte Rampling)がサンローラン(Saint Laurent)のショートフィルム『サマー・オブ・'21』に出演した。
クリエイティブ・ディレクター、アンソニー・ヴァカレロによるサマーコレクションのキャペーン動画はギャスパー・ノエが監督、シャーロットは「ミステリアス且つ憑りつかれた巫女」を演じている。 「物事の本質に焦点を置きたかった。時代を表すけれども、暗かったり重いものにはしたくなかった」とヴァカレロ、その動画は大きな邸宅を舞台にアノック・ヤイ、アッサ・バラジ、クララ・デシャイエ、グレース・ハーツェル、キム・シェル、ミカ・アルガナラズ、ミリアム・サンチェス、ソラ・チョイ、ステファニア・クリスティアンなど、豪華モデルがコレクションをまとい総出演している。
モデルらは邸宅内の劇場に集まりソーシャルディスタンスを踏まえ着席、バラの花びらが敷き詰められたステージにシャーロットが厳かに現れる。「既存の時代を超えた感覚、夢心地と緊張、デカダンスと危険、彼女らの不安定な奇妙さが、ミステリアス且つ憑りつかれた巫女、シャーロット・ランプリングの周囲に引き寄せられていく」とプレスリリースが描写する動画は監督のノエにとって、同ブランド向けの2作目となっており、1作目の『ルクス・エテルナ』は2019年のカンヌ国際映画祭でプレミア上映されていた。
一方、シャーロットは以前、自身の外見についてこう話していた。「(美容整形を)ほんの少ししたことがあるわ。しわにコラーゲンを入れる類のね。でも私の顔は特に変わらなかったから、別に何もしなくていいってなったの。手術してその後自分の顔を見るなんて無理。そこに何があるの?多分しわが除かれたこぎれいな顔でしょう。でもそこに私はいない。単に理解できなかったの。何が起ころうと私は自分の顔のままでい続ける。そんな酷くもないでしょ」
Photo: bangshowbiz