ルイ・ヴィトンのフォトブック「ファッション・アイ」新刊発表
ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)が刊行している、珠玉のファッションフォトグラファーたちによるフォトブックシリーズ「ファッション・アイ」に、『ファッション・アイ ギリシャ』と『ファッション・アイ ウクライナ』の2タイトルが新たに加わった。
1854年以来、旅の真髄(こころ) を讃え続けてきたルイ・ヴィトン。このたび、新たな地平線へ向けての旅立ちをテーマに、フランス人フォトグラファーのフランソワ・アラールによる『ファッション・アイ ギリシャ』と、ウクライナ出身の写真家デュオ「シンクロドッグズ」による『ファッション・アイ ウクライナ』が発表された。
自身のことを「過去や現在の所有者のスピリットが息づく場所を追い求めるソウルハンター」と語るフランソワ・アラールは、インテリア写真や建築写真で知られるフォトグラファー。アメリカの伝説的アートディレクターのアレキサンダー・リーバーマンと意気投合したことがきっかけでファッション写真の世界に飛び込み、オートクチュール、プレタポルテ、静物、ポートレートなどで数々のファッション誌を飾った経験を持つ。
『ファッション・アイ ギリシャ』では、彼の目を通して写し出される“時を超越した美しさを誇るギリシャ”を収録。彼のパーソナルな旅の体験を切り取っている。
『ファッション・アイ ウクライナ』を撮り下ろしたのは、今回の撮影地カルパティア山脈の近郊の町イヴァーノ=フランキーウシクを拠点として活動するロマン・ノヴェンとタニア・オールドヨーク。二人は写真家デュオ「シンクロドッグズ」として、ファッション界を活躍の場としながら、風景、ダンス、パフォーマンスを通じて森林伐採を告発し、絶滅危惧種の動植物たちが置かれた状況に警鐘を鳴らしている。
本写真集では、夢と自然に満ちた独創的なヴィジョンや、ヌード写真を取り込んだランドアートプロジェクトの舞台としてカルパティア山脈を撮影。人間と自然との関係性を、オートバイでしばしば撮影地を訪れているという彼ら独自の視点で表現する。
厳選された写真を大判で紹介し、フォトグラファーの経歴やインタビュー、批評的エッセイも収録されたオーダーメイドの貴重なシリーズ。どうぞお見逃しなく!
※掲載情報は10月5日時点のものです。
最新情報は公式サイトをチェックしてください。
『ファッション・アイ ギリシャ』
『ファッション・アイ ウクライナ』
発売日/2020年10月1日(木)
販売/書店、ルイ・ヴィトンストアおよび公式サイトlouisvuitton.com
価格/各¥5,700(税抜き)
URL/louisvuitton.com
問い合わせ/ルイ・ヴィトン クライアントサービス 0120-00-1854
Text : Akiko Kinoshita