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元宝塚・美弥るりか初のスタイルブック『Rurika is』が発売
多くのファンに惜しまれながら、2019年6月に宝塚歌劇団を卒業した美弥るりか。ジェンダーフリーな表現者として独自の魅力を放ち、活動の幅を広げている彼女の「今」の魅力が詰まったスタイルブックが発売。カバー、巻頭ストーリーは篠山紀信の撮り下ろしによる。
「性別『美弥るりか』として生きていくことに決めました!」
美弥るりか自身が本書に寄せたメッセージはこうだ。 「大切なものや愛おしいものを、『ファッション』『ビューティ』『ライフスタイル』に分けて38(みや)テーマでご紹介します! プライベートファッションやメイク&ヘアのHow to、体作りのための秘密、お部屋の一部も大公開。もちろん愛猫るっちゃんも登場するよ♡ そして、国内外で活躍する芸術家のみなさんが今回のために“美弥るりか“を題材にして作品を描いてくださいました。素晴らしいアートコレクションもお楽しみください」表現者として思うこと、大切にしていること、モードでおしゃれなファッションセンスや幅広いビューティの知識、言葉を大切にしていて文章力にも優れているところなど、彼女のさまざまな面にフォーカスし、宝塚ファンはもちろん、おしゃれ好きにはたまらない一冊となった。
また、2020年11月30日よりギャラリー和田(銀座)にて開催予定の美弥るりか展「Rurika Art Collection」では、本書に掲載したクリエイターを中心に“美弥るりか”を題材に描いた作品が展示され、販売も決定しているとのこと。どちらもお見逃しなく!
『Rurika is』
発売日/2020年9月19日
定価/¥2,800+税
発行/扶桑社
Text:Chiho Inoue
Profile
美弥るりかRurika Miya
アーティスト、俳優。2003年に男役として宝塚歌劇団に入団(89期)。幅広い役柄を好演し、人気と実力を兼ね備えた男役スターとして活躍。主な出演作品は、『ロミオとジュリエット』マーキューシオ役、『ME AND MY GIRL』ジャッキー役、『1789-バスティーユの恋人たち』シャルル・アルトワ役、『グランドホテル』オットー・クリンゲライン役、『雨に唄えば』コズモ・ブラウン役や『エリザベート』フランツ・ヨーゼフ役など。17年『瑠璃色の刻』、19年『Anna Karenina』で主演を務め、19年6月退団。宝塚歌劇団を退団後、ジェンダーフリーな表現者、アーティストとして活動をスタート。 オフィシャルサイト:rurikamiya.com Instagram:@rurika_miya_official Twitter: @MiyaRurikaStaff YouTube:RURI CHANNEL