「Celine」エディ・スリマンが写すゴダール！

2020年7月、エディ・スリマンが、ジャン＝リュック・ゴダールのスイスの自宅を訪れ、撮影は行われた。発表された16枚の写真には、葉巻をくゆらせ、ストライプのジャケットに白いシャツ、中折れ帽のゴダールの姿が。

エディ・スリマンは、5月に映画のオンラインストリーミングサイト「MUBI」とタッグを組み、10本のクラシック・カルト映画のキュレーションを行ったばかり。その中の一本として、ゴダールの映画『気狂いピエロ』がセレクトされていた。

そして本作は、エディ・スリマンが、20年以上にわたって、アーティストやパフォーマーを記録し続けてきた作品『HEDI SLIMANE DIARY』とも結びついている。

ロックな若者たちのポートレートに並んでも際立つ、御年89歳のゴダールの圧倒的な存在感。眼鏡の奥からの眼差しにドキリとしてしまう。オマージュに満ち、かつ、いまを切り取り続けるエディの写真。ぜひゆっくりと見てほしい。

« あなたがしなければならないことは、サウンドをオフにして画像の中の彼の記憶を見ることだけです »
« IL VOUS SUFFIRA DE COUPER LE SON, DE NE REGARDER QUE SON SOUVENIR DANS LES IMAGES »

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