やくしまるえつこらが“生命”を問う展覧会@GYRE GALLERY
注目の展覧会「ヒストポリス - 絶滅と再生 - 展」が開催中。東京・表参道のGYRE GALLERYにて、2020年9月27日(日)まで。
全世界が未知なる脅威と戦い続けているこの状況下で、「ヒストポリス - 絶滅と再生 - 展」が開幕した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年4月10日(金)〜5月24日(日)の会期の予定を変更し、6月8日(月)からスタートした。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、科学技術と生命との関係を問い直す視点に大きな変化が生まれつつある現在。“生命を宿す都市”を意味する「ヒストポリス」をタイトルにした本展では、地球史における人類の存在理由と、人類の絶滅と再生について、これからいかに向き合っていくべきかを、工学的にデザインされたアートを通して観る者に問いかけている。
参加アーティストは、やくしまるえつこ、ジャリラ・エッサイディ、Synflux、BCL / Georg Tremmel、ガイ・ベン=アリ、 須賀悠介(すが・ゆうすけ)ら。彼らの作品が、このカオス化した世界で変わりつつある時代の状況の一端を映し出すはずだ。
アートを介して、人類の未来への問いと果てしなく躍進する科学技術に警鐘を鳴らす本展。ぜひ、お見逃しなく。
※掲載情報は6月9日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。
ヒストポリス – 絶滅と再生 – 展
会期/2020年6月8日(月)〜9月27日(日)
会場/GYRE GALLERY
住所/東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F
入場料/無料
時間/11:00〜20:00
休館/会期中無休
TEL/03-3498-6990
URL/gyre-omotesando.com/artandgallery/histopolis/
Text : Manami Abe