故プリンス、公平を訴える手書きの書簡が公開 | Numero TOKYO
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故プリンス、公平を訴える手書きの書簡が公開

©Bang Media International
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プリンス(Prince)が「抵抗感」嫌悪を訴える手書きの手紙が公開された。

今月7日(日)、2016年に薬物過剰摂取による事故死でこの世を去ったプリンスの生後62周年を記念して、遺産管理団体によって公開された手紙には、ジョージ・フロイドさんの死を受け、各地で広がっている人種差別抗議デモに通じるような内容が書かれている。

「世界中で黒、白、赤、黄色、男、女の間にある不寛容さほど醜いものはない」と綴られたその手紙はインスタグラムで公開されており、キャプションにはこう書かれている。「プリンスは不公平に対して声を上げ、黒人の素晴らしさの主張、他人への愛を呼び掛ける『ラブ・フォー・ワン・アナザー』のメッセージを伝えることに生涯を捧げました。個人的な資料の中で保管されていたこの手紙の中では、今日にもつながるようなメッセージが綴られています」

また、同団体は2015年にボルティモア警察による拘留中に死亡したフレディ・グレイさんの事件を受け、プリンスがリリースした『ボルティモア』のMVも公開、その中ではグレイさんをはじめ、警察による拘留中に死亡したアフリカ系アメリカ人の事件を受け行われた、ブラック・ライヴズ・マターの抗議活動の様子が収められている。

 

Photo: bangshowbiz

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