ROLAによるライフスタイルブランド 「STUDIO R330」がデビュー!
ロサンゼルスを拠点に活動するローラ(ROLA)が、“essentials for a good life”をスローガンに掲げたライフスタイルブランド、STUDIO R330(ステュディオ アール スリーサーティー)を2020年6月5日(金)にローンチする。
2015年から活動の拠点をロサンゼルスに移し、ファッションアイコンとして国際的に活躍するローラ。かねてからSNSやメディアを通じて環境問題について発信し取り組んでいる彼女の「地球にも⼈にも優しいことを、できる事から少しずつ始めていきたい」という願いが、約2年もの歳⽉を経てSTUDIO R330として始動する。
プロジェクト第⼀弾として発表されたのは、女性のボディをより強く健康的に魅せてくれるモードでサステイナブルなワークアウトウェア「+Oneコレクション」。おしゃれに楽しく運動することの⼤切さ、そして運動することでモチベーションが上がり、心身ともにポジティブで自信がつくということを伝えたいというローラの思いが込められたファーストコレクションだ。
ウェアの素材には、リサイクルポリエステルを使用したブランドオリジナル生地を採用。1年以上もの時間をかけて開発された生地は、リサイクルプロジェクト「BRING」(※1)との共同により実現。全体の83%を「BRING Material」、残りの17%を運動する際に必要な伸縮性を考慮したスパンデックスを使用し、2つを融合したブランドオリジナル生地が完成した。
※1「BRING」は、⾐類やプラスチック製品等をリサイクルする仕組みづくりに取り組む⽇本環境設計株式会社が運営するリサイクルプロジェクト。“あなたと、服から服をつくる”をコンセプトに、アパレル業界を中心とした約80社もの参加企業の店舗において消費者から回収した古着を独⾃の最新技術「BRING Technology」により新しいポリエステル素材に再⽣するというもの。このサステイナブル素材は、⽯油由来原料でつくられたポリエステルと変わらない品質で、何度でも再⽣することができるため、服のゴミを減らすとともに⽯油の使⽤量削減にも貢献でき、回収した服のうちポリエステル以外も素材に適したリサイクルを行なっているというもの。こうして出来上がった製品・⽣地・⽷は「BRING Material」と呼ばれる。
アイテムには、ワークアウトウェアをはじめ、スウェット、Tシャツ、ジャケットからヨガマットまで幅広いアイテムがラインナップ。スウェットやTシャツはオーガニックコットンを使⽤し、シルエットにこだわったボマージャケットは⻑期的に着⽤できるようリバーシブル仕様に。ジッパーはYKK社の最⾼級ルミナジッパーを採⽤し、一つひとつ⼊念に磨かれた滑らかなジッパーで、肌が傷がつかないように配慮されている。また、ローラ⾃⾝もワークアウトに⽋かせないと語るオリジナルのヨガマットは、軽量で安全性と耐久性に優れ、リサイクル可能なTPE素材を使用している。
また、タグや紐は100%FSC承認材、パッケージングには半永久的に再⽣可能なリサイクルポリエステルを100%、発送⽤ボックスには通常では廃棄されるカカオ⾖の⽪を配合した再⽣紙を用いるなど、細部に至るまで環境に配慮した取り組みを徹底。
素材もさることながらアートワークにはもこだわりが。彼女も⼤ファンだという、1980〜90年代に多くのセレブリティのポートレート写真やファッション誌で活躍した伝説の写真家、ハーブ・リッツ(Herb Ritts)の作品をフィーチャリング。彼が写し出した官能的で⼒強いビジュアルがプリントされ、ワークアウトウェアからカジュアルに日常使いできるアイテムまで、ファッション感度の高い唯一無二のコレクションに仕上げられている。
ブランド立ち上げについてローラは、「STUDIO R330は、私が今までの⼈⽣で培ってきた経験とそこから学んだ感性を信じて、サステイナブルかつ良質なプロダクトを発信していく新しい形のライフスタイルブランドです。素材やその背景にあるストーリーを⼤切にし、⼼がワクワクすること、そしてポジティブで⾃信に満ちあふれることの素晴らしさ、同時に環境にも配慮して⼀緒に地球の未来に貢献出来るようなことをしたい。そんな想いから、このブランドの⽴ち上げを決めました。私たちが本当の意味で幸せだと感じることができるコミュニティーを、みなさんと⼀緒に広げていきたいです」と語る。
さらに、売り上げの一部はローラ・ワールド・スカラシップ基⾦(※2)に寄付されるという。物や情報で溢れる今、本当の幸せと美しさとは何か。ローラの思いが詰め込まれたSTUDIO R330、2020年6月5日(金)いよいよデビュー。
※2 ローラ・ワールド・スカラシップ基⾦(Rola World Scholarship Fund)は、2013年12⽉に設⽴され、以来毎年「JHP・学校をつくる会」を通じてカンボジアの学校への⽀援等を⾏なっている。今後は、これまで学教・教育⽀援を中⼼としていた基⾦の活動を他の分野にも拡⼤し、植林・環境問題に取り組む発展途上国の組織や動物保護施設などへも、基⾦を通じてSTUDIO R330の売り上げの⼀部を寄付していく(活動範囲の拡⼤に伴い、基⾦の名称変更を予定)。
STUDIO R330
contact@studior330.co.jp
Instagram/@studior330
URL/r330.jp
Text:Kefa Cheong