松本穂香が『ヌメロ・トウキョウ』最新号に初登場!
『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2020年6月号に今注目の女優、松本穂香が初登場。
松本穂香が花開くとき
連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)で演じたメガネっ娘の“澄子”でブレイクし、『この世界の片隅に』(TBSテレビ)では戦時下を生きるヒロインを熱演。話題作に続々と出演し、今最も熱い視線を注がれる女優、松本穂香。23歳の彼女が見せる芯の強さと、信念を貫く心、透明感に溢れたその素顔に迫る。(以下、本誌より抜粋)
──やりがいや喜びを感じるのはどんな瞬間ですか?
「単純なんですが、褒められたときに。一日の撮影が終わった後に監督さんから『好きになりました』『面白いね』って言っていただけるとやっぱりやる気になります。それに作品の中では、実生活では経験できないことがたくさんあるので、戦争の時代のお話にしても、実際の23歳の私だったら味わうことのできない感情、例えば夫が戦地から帰ってきたときの気持ちも、絶対に今は感じられないもので、そう思うとすごくいい経験をさせてもらっているなと。あとは、ずっとテレビで見てきた方々とお仕事をご一緒できるときですね」
──悩んだりモヤモヤしたときはどう解消しているの?
「寝るのが一番の解決法です。最近はあんまり深く考えないようにしたり、自分にプレッシャーをかけすぎないようにしているので、前よりモヤモヤしなくなりました。というのも『病室で念仏を唱えないでください』の撮影現場は和気あいあいとしていて、ハードな撮影をしていてもキャスト同士でふざけ合ったりする心の余裕があったんですね。作品の種類にもよるけれど、ちょっと余裕があるほうがいい作品ができることもある。隙間を残してあげるって大事なことだなと感じています」
(ここまで、本誌より抜粋)
「天才じゃないから努力するし、不器用だから一生懸命考える。天才じゃなくてよかったです。どこか途中で満足して、ここにはいないかもしれないです」と、高校時代に感じた自信のなさや劣等感がエネルギーとなり、今に至る全部につながっていると教えてくれた。インタビューでは他にも、役者を目指したきっかけや覚悟、芝居に対する思いについて語っている。
また、大人びた凛とした表情や、どこかあどけなさも残るビジュアルも必見。ぜひ最新号で等身大の彼女に触れてみて。
Text:Kefa Cheong