アンジェリーナ・ジョリー、学校閉鎖で給食が食べられない子供たちのために約1億円を寄付
アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)が、普段は学校給食を頼りにしている子供たちのために100万ドル(約1億1000万円)を寄付した。
アンジェリーナは、通常は子供たちの食事を学校給食に頼っているものの新型コロナウイルスのパンデミックによる学校閉鎖で困窮状態にある家庭を支援するチャリティ団体ノー・キッド・ハングリーに助力したかたちだ。
「今週、世界中の10億以上の子供たちがコロナウイルス関連で学校に行けない状態になっています。食料支援に頼るアメリカの2200万人を含む多くの子供たちは、学校で受けるケアや食事を当てにしています。ノー・キッド・ハングリーは、出来るだけ多くの子供たちに届けるという確固とした決意をもって努力を続けています」とアンジェリーナは声明の中で語っている。
またノー・キッド・ハングリーのプレスリリースによると、同団体はすでに合計200万ドル(約2億2000万円)を全米78団体に配布しているほか、子供たちに食事を提供する学区、フードバンク、地域団体に緊急助成金を給付することを発表している。
同団体を設立したシェア・アワ・ストレングスのビリー・ショア会長は、こう話している。「先週にかけて、世界的パンデミックの中、お腹を空かせた子供達に食事を与えようと社会の様々な立場の人々が、この前代未聞の挑戦に挑むべく立ち上がりました。困窮した状況にある人々や、また素晴らしい創造性の話を聞いていますが、それ以上に、子供と健康的な食事の間のバリアを取り除くといった粘り強い意志がそこにはあるのです」
アンジェリーナは、同団体以外にも、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に寄付しているほか、自身がマドックス・ジョリー・ピット財団を通して資金提供を行っているカンボジアの10校、また同じく資金を提供しているケニアにあるアンジェリーナ・ジョリー女子校、アフガニスタンの女子校2校へもパンデミック中も授業が続けられるよう支援を送っている。
Photo: bangshowbiz