マーゴット・ロビー、役作りのためにツイッターで偽アカウントを作成
マーゴット・ロビー(Margot Robbie)は、新作『スキャンダル』で演じる役を理解するためにツイッターの偽アカウントを作成し、そこで『キューティ・ブロンド』のエル・ウッズのセリフを毎日呟いたそうだ。
実話に基づいたこの新作では、FOXニュース社で働く女性達が同社のCEOロジャー・エイルズをセクハラ被害で訴える姿を描いている。その中で、実在しない野心的なプロデューサーのケイラ・ポスピシル役を演じたマーゴットは、役作りのために見た目などで判断されてしまう若い女性たちについていろいろと調べたという。
その一環として、ツイッターアカウントを作成して「21世紀の保守的な若い女性」の気持ちになろうとしたとヴァラエティに明かしてる。マーゴットが参考にしたのは、元恋人を取り戻すべくハーバード・ロー・スクール(法科大学院)に入学するも、見た目などで周りの学生から見下されるリース・ウィザースプーン演じるエルの姿が描かれている『キューティ・ブロンド』(2001)。作品を観て「非常に聡明」なのに「見た目によって過小評価される」女性について学び、モノローグ部分は暗記するほどになったそうで「毎日『キューティ・ブロンド』のモノローグを口にしてた」と続ける。
そんなマーゴットは、当初ケイラ役をうまく理解出来なかったことから、そのような女性に関して調査を始めることにしたそうだ。「彼女をまず理解できなかったわ」「でも、その後大量の研究をしたのよ。一つ一つの選択肢を考慮し、それぞれのシチュエーションやシナリオを設定して、その裏にある動機を掘り下げた上で撮影セットに入って、それを発散したわけ」
このほか『スキャンダル』には、ニコール・キッドマンがグレッチェン・カールソン役、シャーリーズ・セロンがメーガン・ケリー役で出演している。
Photo: bangshowbiz