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京都市美術館リニューアル プレオープンイベントが開催

髙橋匡太によるライトアップイメージ イベント時には多彩な演出も
髙橋匡太によるライトアップイメージ イベント時には多彩な演出も

2020年3月21日のリニューアルオープンに向け、建築家の青木淳・西澤徹夫による大規模リノベーションが進む京都市京セラ美術館(京都市美術館)で、鬼頭健吾ら京都ゆかりのアーティストによるプレオープニングイベント「CELEBRATING COLORS!」が、2019年12月21日(土)から開催される。

イベントタイトルの「CELEBRATING COLORS!(色を祝おう!)」には、さまざまなアートに触れ、さまざまな色彩を放つ美術館を楽しもう、という思いが込められているという。来館者一人ひとりが、“じぶんの色”を見つけながら新しい美術館の息吹を感じることをテーマに掲げる。

鬼頭健吾『ghost flowers』 (2018年) 「アートプロジェクト高崎」 photo:木暮伸也
鬼頭健吾『ghost flowers』 (2018年) 「アートプロジェクト高崎」 photo:木暮伸也

鬼頭健吾は、フラフープやプラスチックのシャンプーボトル、鏡などを用いたカラフルな色彩感覚の作品やインスタレーションで人気を集めるアーティスト。今回は、北西エントランス1階でインスタレーション『ghost flowers』を展示。建築の印象的なガラスファサードを生かし、建物内部に配置された無数のミラーが、映像と周囲の風景をランダムに反射し、スリリングな光や色の断片を含む作品を表現。リニューアルオープン以降には、地下1階ザ・トライアングルでも鬼頭の新作展示もスタート予定。館内に色彩あふれる世界観を出現させ、リニューアルオープンを盛り上げていく。

鬼頭健吾『untitled (hula-hoop)』 (2017年)「Multiple Star Ⅰ」 ハラミュージアムアーク photo:小暮伸也

鬼頭健吾『untitled (hula-hoop)』 (2017年)「Multiple Star Ⅰ」 ハラミュージアムアーク photo:小暮伸也


また、本館のエントランス前に新設されたスロープ状の広場「京セラスクエア」では、本館のファサードと平安神宮の大鳥居という岡崎エリアならではの景観を生かしたオープンコンサートも開催される。

東山を背景にした壮麗な帝冠様式、現存する国内最古の公立美術館建築として魅力を放つ本館。今回のリニューアルでは、1933年創建当初の建築様式・外観は保存しつつ、ガラス・リボンなど新たな位相を組み込んだ画期的なリノベーションが図られている。さらに、夜には本館にライトアップを実施。ライティングを手掛けるのは、光のアーティストとして注目を集める髙橋匡太。

美しい四季折々の景観とともに愛されてきた、京都を代表する美術館。その新たな幕開けを告げるプレオープニングイベントへ、ぜひ足を運んでみては?

「京都市京セラ美術館プレオープニングイベント CELEBRATING COLORS!」
会期/2019年12月21日(土)
会場/京都市京セラ美術館 北西エントランス1階

住所/京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
時間/17:00~20:00
※申込不要(先着順・入退場自由) 
料金/無料
URL/kyotocity-kyocera.museum

インスタレーション:鬼頭健吾「ghost flowers」 17:30〜

プレオープニングイベント開会式 17:30〜

髙橋匡太 本館ライトアップ点灯セレモニー 18:00〜/19:10〜

京セラスクエア・ウィンターコンサート:高木正勝「Marginalia」

Text : Akiko Kinoshita

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