見逃せない!フィリップ・パレーノの日本初個展
いま、現代アート界において重要なアーティストの1人、フィリップ・パレーノ。日本初となる大掛かりな展覧会が、東京・外苑前のワタリウム美術館にて開催中だ。会期は来年3月22日(日)まで。
映像、彫刻、ドローイング、テキストなど多様な手法を用い、展覧会を一貫したひとつのメディアとして捉える、アーティストのフィリップ・パレーノ。ワタリウム美術館にて日本初となる個展「オブフェが語りはじめると」が開催中だ。本展は、1994年から2006年にかけて制作された作品のプレゼンテーション、あるいは再構成になっているという。
1994年の作品『しゃべる石』をはじめ、パレーノの代表作である『マーキー』や『吹き出し』、さらに1995年にワタリウム美術館とキュレーターのヤン・フートがコラボレートした「水の波紋」展のために制作された『リアリティー・パークの雪だるま』がその姿を新しくし登場する。
最先端でありながら懐かしい、現れては消える不思議なパレーノワールドをぜひ堪能して!
フィリップ・パレーノ展「オブフェが語りはじめると」
会期/2019年11月2日(土)〜2020年3月22日(日)
会場/ワタリウム美術館
住所/東京都渋谷区神宮前3-7-6
時間/11:00〜19:00(毎週水曜は21:00まで)
休館/月曜※11月4日、12月30日、1月13日、2月24日は開館
料金/大人2人1,600円、学生2人1,200円、小・中学生500円、70歳以上の方700円、フィリップ・パレーノPass:1,500円
URL/www.watarium.co.jp/
Text:Akane Naniwa