『Numero TOKYO』10月号(8月28日発売)に香取慎吾が登場!
2019年8月28日(水)発売予定の『Numero TOKYO』10月号では、香取慎吾がスタイリスト祐真朋樹とともにディレクションを手がけるブランド「JANTJE_ONTEMBAAR(ヤンチェ_オンテンバール)」を全10ページで大特集。ファッションストーリーには香取自身が福士リナとともにモデルとして登場し、また、インタビューではその半生を振り返りながら、新しい道に踏み出してから現在に至るまでの心境を丁寧に語っている。(以下、本誌より抜粋)
アイドルとして生きているこの男の中身って、素材としても面白い
新しい道に踏み出すとき、彼の頭にはアートとファッションがあった。人生の節目で生み出した「ヤンチェ_オンテンバール」は、香取慎吾の“好き”と“楽しい”にあふれている。
「コンセプトはPPP(パーマネント ポップアップ)ショップ。ブランドのショップだけど、ブランドではない。遊びに行ったら楽しい場所で、素敵なファッションにも出合える…そんなワクワクするお店をつくりたかった」ファッション好きの香取慎吾が、自身が生み出すアートを融合させて新しいモードをクリエイト。男性だけでなく、女性も楽しめるのが彼のファッション。
ヤンチェのディレクターであり、アーティストでもある。現在、香取慎吾はアイドルという肩書の枠には収まらないほど、様々な顔で彩られている。それでも彼は言う――「僕はアイドルですよ」と。
「まず、アートの題材として“香取慎吾”という素晴らしい素材が僕の一番身近にあって。何か新しくテーマやコンセプトを模索して、それを作品にして誰かに響かせるのはなかなか難しいことだけど、アイドルとして生きているこの男の中身って、素材としても面白いし、香取慎吾が僕自身だからこそ自由に使える」
「アイドルっていうのは、僕にとってやっぱりベース。やめたつもりもないし、やめる気もないし。アイドルという職業は素晴らしくて、そしてとってもズルいんですよ。生きること自体を遊んでいる感覚でいられるのは、この仕事だからこそ。アーティストですか? ディレクターですか? とよく聞かれるんですが、全部ひっくるめてアイドルと言ってしまえる利便性。日々、状況によってモードが変わって、今回の撮影に関しては、ディレクターでもあり、モデルでもあるって感じですね」
(ここまで、本誌より抜粋)
長きにわたり国民的スターの座に君臨し続けてきた香取慎吾。2017年に「新しい地図」を立ち上げ、世間を驚かせ、ファッションやアートを通じて発信し始めてから早くも2年が経とうとしている。
メディアのあり方や私たちのライフスタイルが大きく変わりつつあるいま、新しい環境と向き合うアイドル・香取慎吾の変わらない“軽やかさ”、ときに垣間見えるまっすぐな生き様は、混沌とした時代だからこそよりいっそう輝いて見える。「もっとワクワクしたい人、こっちにおいで!」そんなふうに声をかけられているようでもある。なぜだろう。その答えがほんの少し、次号を手に取ってもらえたらわかるかもしれない。
Text:Chiho Inoue