約2年ぶり「Reborn-Art Festival 2019」がスタート! | Numero TOKYO
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約2年ぶり「Reborn-Art Festival 2019」がスタート!

2017年に宮城県石巻・牡鹿地区を中心に開催された、新しい総合芸術祭「Reborn-Art Festival」。2回目となる今回は、8月3日(土)〜9月29日(日)の58日間、石巻市外地や牡鹿半島、松島湾に加え、網地島で開催だ。気になる今年の見どころは?

東日本大震災で大きな被害を受けた地域の一つ、宮城県石巻市、牡鹿地区。この地域を中心に開催され、豊かな自然を舞台に地元の人々とつくりあげた「アート」「音楽」「食」を楽しむことができる新しい総合芸術祭としてスタートした、「Reborn-Art Festival」。第2回目となる今回、さらにエリアも広がりますます充実したラインナップで開催だ。

「新たなる空間への道標 2016」 Courtesy of Ota Fine Arts, Tokyo / Singapore / Shanghai ©Yayoi Kusama
「新たなる空間への道標 2016」 Courtesy of Ota Fine Arts, Tokyo / Singapore / Shanghai ©Yayoi Kusama
今年のテーマは「いのちのてざわり」。 アート部門では初年度に参加した、名和晃平や島袋道浩といった有名アーティストたちが、今年は展示キュレーターとして参加。普段はキュレーションをしない作家がどのような作品を選び、見せるのか注目だ。

58日間のオープニングを飾る、音楽イベントは8月3日(土)、4日(日)に石巻市総合体育館にて開催された。音楽を映像とともに視覚化し表現するという、新しい音楽体験と出会える機会となり開幕の先陣を切った。宮沢賢治の作品をもとに、思想家・中沢新一が脚本を書き下ろし、音楽家・小林武史がオペラに仕上げた異色の舞台作品『四次元の賢治 -完結編-』も必見。俳優の満島真之介や、コムアイ(水曜日のカンパネラ)らが新たにキャストとして登場している。

©Reborn-Art Festival
©Reborn-Art Festival

©Reborn-Art Festival
©Reborn-Art Festival

さらに「石巻フードアドベンチャー」と題した、地域の食材や自然をテーマにした食のアドベンチャーも体験できる。ただ食べるのみならず、感覚を開いて発見や学びを得るツアーになるという。この夏は、「Reborn-Art Festival 2019」に行こう!

「Reborn-Art Festival 2019」
会期/2019年2019年8月3日(土)〜2019年9月29日(日)
※網地島エリアは8月20日(火)から開催
会場/牡鹿半島、網地島、石巻市街地、松島湾(石巻市、塩竈市、東松島市、松島町、女川町)
休祭日/水曜予定※8月14日(水)およびイベント開催日は除く。詳細はOFFICIAL HPへ。
URL/www.reborn-art-fes.jp/

Text:Akane Naniwa

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