Art / Post
東京に生まれ、現在はロンドンを拠点としているイギリス人のアーティスト、ニコラス・ハットフル。ローマ現代アート美術館(MACRO)など、多数の美術館やギャラリーで展示されている、注目の若手作家だ。iPadで描いたスケッチをキャンバスに油彩とアクリルで描き、スプレーペイントを駆使してつくられる、力強さと透明感が印象的だ。
ハットフルによって幻想的に描き出される、儚くも鮮やかな心象風景には、日常を繊細に映し出した小津安二郎の映画が影響しているという。
アジア初個展。ニコラス・ハットフルがTHE CULBにて新作を発表
東京生まれの若手イギリス人アーティスト、ニコラス・ハットフルの個展「Thermals of the Heart-こころの温度」が、東京・銀座のGINZA SIX内にあるアートギャラリーTHE CLUBにて開催中だ。アジア初となる本展で、描き出されたものとは?
Nicholas Hatfull, Seven Seconds , 2019, 200 x 150 cm photo by Benjamin Westoby
photo by KEI OKANO
photo by KEI OKANO
アジア初の個展となった今回。本展のために制作された14点が紹介される。この機会をぜひお見逃しなく。
「Thermals of the Heart-こころの温度」
会期/2019年6月29日(土)~8月24日(土)
時間/11:00〜19:00
場所/THE CLUB
住所/東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 6F
TEL/03-3575-5605
休廊日/無し
URL/theclub.tokyo
Text:Akane Naniwa