カーディ・B、女性ラッパー支持を呼びかけ
カーディ・B(Cardi B)が女性ラッパーをサポートして欲しいと人々に呼び掛けている。最近のヒップホップについて、ストリッパーたちのラップで溢れ返っていて誰もが同じ内容を喋っているというジャーメイン・デュプリの批判を受け、カーディが女性MCらのサポートのため立ち上がった。
7月11日(木)カーディは、ラプソディ、ティエラ・ワック、カマイヤー、チカといった注目の女性ラッパーを例に出し紹介つつインスタグラムビデオの中でこう話している。
「自分のプッシーとは無関係の素晴らしいラップをかます女性ラッパーたちがいる。彼女たちをサポートしていないでしょ? なら文句を言わないこと」
一方で、セックスについて語るラッパーたちはリスナー受けが良いからそういった話題を提供するのだとカーディは感じているそうだ。
「それが皆が聴きたいものなんだわ。(夫オフセットの浮気について語った)『ビー・ケアフル』を作った当時、最初の反応は散々なものだった。こういった曲を聴きたくないのなら、それも構わない。私も自分のプッシーについて再度ラップを始めるから」
そんなカーディは先月、アメリカの著作権管理団体ASCAP主催のリズム&ソウル・ミュージック・アワードにてソングライター・オブ・ザ・イヤーに輝き、同式典の場でこうスピーチしていた。
「とても感謝している。時々、自分が十分やっていないんじゃないかって思うことがある。女性ラッパーの場合、精一杯するか、さもないと、他の女性ラッパーといがみ合うばかりになってしまうから」
「私のチームの人間は、『カーディ。君はクレイジーだ。グラミーを受賞した。君の曲が全部チャート入りだ』なんて言う」
「世間からはこうじゃないとか、ああじゃないとか言われて、時々私は自分を振り返るの。彼らは私の成功の理由を色々と話したいみたいね。達成した理由はとにかく一生懸命に働いたこと。どうも有難うASCAP。名誉に感じている」