初公開含む映像3作品を展示 宮島達男個展「Counting」
現代アーティストの宮島達男による個展「Counting」展が開催されている。東京・銀座の「AKIO NAGASAWA GALLERY」にて、2019年8月31日(土)まで。
1999年、日本代表として国際美術展ヴェネチア・ビエンナーレに出品して注目を浴びて以来、国内外で精力的な活動を続けている現代アーティスト・宮島達男。
発光ダイオードを使用したデジタルカウンターで知られている宮島の作品は、3つのコンセプト(「それは変わりつづける」、「それはあらゆるものと関係を結ぶ」、「それは永遠に続く」)に基づいて制作される。1から9までの数字の明滅によって、人間が生まれて死に、再生するまでの時間や人間のライフサイクルを表現している。
このたび開催される宮島の個展「Counting」では、パフォーマンス映像3作品を展示。2020年末に閉館する原美術館の中庭で行われた『Counter Voice in Milk』(2000/2019)や、1983年に行われたパフォーマンスの再制作作品『Count Down Drawing against the Wall』(1983/2000/2017)は、どちらも初公開となる。
また、皮膚の色が違う男女6人 にボディーペイントをした作品『Counter Skin (colors)』(2016)では、以前同ギャラリーで開催された宮島の個展「Counter Skin (colors)」 展で写真作品として公開し、話題となったもの。
AKIO NAGASAWA GALLERYでの開催は、約2年ぶり2度目となる本個展。どうぞ、お見逃しなく!
宮島達男「Counting」
会期/2019年5月31日(金)~8月31日(土)
会場/AKIO NAGASAWA GALLERY(銀座)
住所/東京都中央区銀座4-9-5 銀昭ビル6F
入場料/無料
時間/11:00〜19:00
休廊日/日・月曜日、祝日
TEL/03-6264-3670
URL/www.akionagasawa.com/jp/
Text : Manami Abe