リアーナ、デザイナーとして一目置かれたかった | Numero TOKYO
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リアーナ、デザイナーとして一目置かれたかった

©Bang Media International
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リアーナ(Rihanna)は、ラグジュアリーブランドを立ち上げる前にデザイナーとして一目置かれたかったそうだ。

ルイ・ヴィトンやディオールなどを傘下におくラグジュアリーブランド界の大御所LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)社の下、高級ファッションブランド、フェンティを設立したリアーナが、自身のファッションに対する思いを明かしている。

Tマガジンのインタビューで、リアーナはファッションブランド設立までの過程についてこう語っている。

「私はファッション界で、ゆっくりと成長してきたの。まず、買って着ることで私のスタイルを認めてもらい、そしてブランドとコラボする。自分の名前をつけるだけのライセンス契約なんてしたくなかった」

「実際に企画に関わっているわ。徐々にデザイナーとして尊敬されたいもの。ヴェルサイユのキャンペーンや化粧品ラインですでに一緒に仕事をしてきたから、その延長としてオファーをもらった。LVHMは大企業だから、そんなことは簡単なのね。ベルナール・アルノー氏は、とても意欲的で、私と私のヴィジョンを信頼してくれたの」

また、レディトゥウェアほか、靴、サングラス、ジュエリーなどのアクセサリーを含む同コレクションのインスピレーションの源は、リアーナ本人だったそうで「私はコルセットが大好き。スーツやワンピース、シャツ、デニムジャケット、Tシャツドレスにコルセットを入れたのよ。私自身がミューズ。スウェットパンツにパール、コルセット付きの男性的なデニムジャケットとかね。私達は、自分の全てを受け入れ発信する世界に住んでいると感じるわ。ジェイデン・スミスやチャイルディッシュ・ガンビーノを見てみて。彼らのスタイルに口出しなんて出来ないでしょ」と続けている。

 

Photo: bangshowbiz

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