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合田佐和子と小谷元彦の個展が同時開催@ANOMALY

2018年11月に東京・天王洲にオープンしたギャラリー「アノマリー(ANOMALY)」で、アーティストの合田佐和子(ごうだ・さわこ)と小谷元彦(おだに・もとひこ)の個展が同時開催される。2019年4月20日(土)〜5月25日(土)まで。

1940年、高知県生まれの合田佐和子。アーティストとして個展を開催し始めた当初は立体作品を発表し、71年頃からは絵画を制作。絵画は人物像が多く、とりわけ、著名な映画スターがよく描かれた。写真を撮影した後に修正、印刷され、合田の感覚と画力によって作品が生み出されており、画面を占めるオーロラのようなプラズマ放電を思わせる独特の色彩が、作品を特徴づけている。

本展では、70年代から2000年代に描かれた、銀幕スターや人間の「眼」の油彩画、ドローイングなどを展示。合田の金字塔といえる時代の作品が並ぶ。

『Witness』(2008) ©︎ Sawako Goda Courtesy of ANOMALY
『Witness』(2008) ©︎ Sawako Goda Courtesy of ANOMALY

『Witness』(2008) ©︎ Sawako Goda Courtesy of ANOMALY
『Witness』(2008) ©︎ Sawako Goda Courtesy of ANOMALY

また、会場では『小谷元彦 個展 「Tulpa –Here is me」』が同時開催される。

1972年生まれの小谷元彦(おだにもとひこ)は、大学在学時には彫刻を学びつつも、写真やヴィデオ、インスタレーションなど、多彩な表現方法で作品を制作。これまでに国内外で数々の展示を行い、03年のヴェネチア・ビエンナーレでは日本館代表として作品を発表し、世界中から大きな評価を得ている。

本展では、「人体像」をテーマに、新作のセルフポートレートが展示される。本展の人体像はすべて、小谷自身の頭部を他者に重ねたり、動植物と融合させて形づくられたもの。17年に心筋梗塞に倒れ、心臓の半分の筋肉が壊死した小谷は、その「失われた身体と、残された身体」の狭間で現実的に生きていくこと、そして、同様のテーマで作品を制作し続けることの繋がりのなかで、作品を作り上げていく。なお、タイトルの「Tulpa」は、化身、思念形態の意味を持つ。

時代も表現方法も異なる合田と小谷による、人物をモチーフに表現される二つの展覧会。どうぞ、お見逃しなく!

左:『Tulpa - Starfish girl(Detail)』(2019)/ 右:『Tulpa - Honeycomb man(Detail)』(2019) © Motohiko Odani Courtesy of ANOMALY
左:『Tulpa - Starfish girl(Detail)』(2019)/ 右:『Tulpa - Honeycomb man(Detail)』(2019) © Motohiko Odani Courtesy of ANOMALY

合田佐和子 個展
小谷元彦 個展「Tulpa –Here is me」

会期/2019年4月20日(土)〜5月25日(土)
会場/ANOMALY
住所/東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA ART COMPLEX 4F
入場料/無料
時間/11:00〜18:00(金曜日は11:00〜20:00)
休廊/日・月曜・祝日
TEL/03-6433-2988
URL/anomalytokyo.com/top/

Text : Manami Abe

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