筑後の旬を味わう旅列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」運行! | Numero TOKYO
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筑後の旬を味わう旅列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」運行!

九州の筑後エリアに、食とデザインに特化した旅列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」が、2019年3月23日(土)より運行開始!。列車内には窯を中心とした大型キッチンが設置され、「LOCAL to TRAIN」をコンセプトに、筑後地域の新鮮な食材を使ったコース料理と、伝統工芸を生かした空間で、沿線の魅力の詰まった約2時間半の列車旅を楽しむことができる。

メインのピザは独創的な窯料理で人気の「エンボカ」の今井正が担当し、筑後産の小麦を使用した生地に旬の野菜が贅沢にのせられる。アミューズと前菜は、福岡在住の人気料理家・渡辺康啓がメニューを監修! メニューは季節によって変わり、春(3〜5月)には、八女市産のたけのこと大木町産のアスパラガスをふんだんに使用したピザ、博多和牛や有明海柳川産のお刺身海苔、みやま市産のセロリなどを使った前菜が登場!



コースには、アミューズ、前菜、メインディッシュ(ピザ)、プティフルと食前・食後のドリンクが含まれており、そのどれもがこだわりのセレクト。ウェルカムドリンクには「あまおうプレミアムスパークリングワイン」やフルーツジュース、食事中のドリンクには沿線地域で造られた地酒や果実酒、八女茶など。食後には、沿線で生産されたハーブをお好みで選べるブレンドハーブティや、久留米の人気コーヒーロースター「COFFEE COUNTY」オーナー・森嵩顕がセレクトしたオリジナルブレンドコーヒーを。プティフルには、うきは市吉井町で人気の「cake.cafe.miel(ミエル)」 オーナーパティシェ・中野恭輔による、沿線地域の食材を使ったオリジナルの焼き菓子が楽しめる。

内装デザインはランドスケーププロダクツ、ロゴデザインと外装デザインは福岡南央子が担当。八女の竹を使用した竹編み生地や、城島瓦など、沿線地域の伝統ある工芸品が生かされ、筑後のものづくりの魅力が引き出された空間に。また、福岡出身のアーティスト・鹿児島睦による、筑後川のイメージや沿線の豊かな自然を表現したパネルが展示され、音楽は、鹿児島のクロスカルチャーイベント「GOOD NEIGHBORS JAMBOREE」を主宰するBAGN INCが担当。

「ランチの旅」は西鉄福岡(天神)駅から大牟田駅まで、「ディナーの旅」は大牟田駅から西鉄福岡(天神)駅までの約2時間半。世界遺産にも登録された三池炭鉱など貴重な産業遺産の残る大牟田を巡るもよし、風情ある川下りが楽しい柳川で途中下車(乗車)もよし。筑後の魅力に満ちた、濃ゆい2時間半の電車旅をぜひ計画に加えて!

THE RAIL KITCHEN CHIKUGO
運行開始/2019年3月23日(土)
URL/www.railkitchen.jp
※予約は3カ月前の毎月1日に1カ月分の予約受付を開始。
※予約状況により、予約開始時期が変更になる場合もあります。
運行概要/土曜・日曜・祝日の運行
料金/ランチの旅・ディナーの旅:¥8,000
※2019年6月1日(土)よりブランチの旅も運行予定(ブランチの旅:¥3,000)
※料金は税抜価格、運賃およびコースのお食事代、サービス料が含まれます。
座席数/52席

Text:Hiromi Mikuni

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