フランスのアーティストが伝え続けた“愛と学び”の世界 | Numero TOKYO
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フランスのアーティストが伝え続けた“愛と学び”の世界

世界的な現代アーティスト、ジャン=リュック・ヴィルムートの個展が開催。東京・南青山のスパイラルガーデンにて、2019年8月17日(土)〜8月25日(日)まで。

フランス生まれの現代アーティスト、ジャン=リュック・ヴィルムート(Jean-Luc Vilmouth)(1952-2015)。公共空間や、作品によって変化する人や物事の関係、環境の変容に注目した作品を数多く制作。1980年代からは、数多くの国際展に参加し、85年からはフランスの美術学校で教鞭を執るなど、教育者としての活動も高く評価されていた。また、近年は東日本大震災後の宮城県で作品制作を行うなど、日本国内での活動も精力的に展開したことで知られている。

Jean-Luc Vilmouth『誘惑のバー(Bar Séduire) 』(1997) Photo: Katsuhiro Ichikawa
Jean-Luc Vilmouth『誘惑のバー(Bar Séduire) 』(1997) Photo: Katsuhiro Ichikawa
 
ジャン=リュック・ヴィルムートの関連資料
ジャン=リュック・ヴィルムートの関連資料

アーティストとして、教育者として、自由な発想と豊かな表現で多くの人々を魅了したジャン=リュック・ヴィルムートの個展が、このたびスパイラルで開催。
本展の構成は、自らの作品コンセプトを「ただ見るだけの物を置くのではなく経験/体験の場を提供することが私の方法」と語っていた同氏の遺志を引き継いで、展示・トーク・パフォーマンス・ワークショップの4要素で構成。人とアートが出合う「場」をつくり出す。また、会場では、ポンピドゥー・センター(フランス・パリ)のコレクションである『Cafe Little Boy』が、本展のために再構成して展示される。

トークプログラムやワークショップなど、充実の開催プログラムの詳細は、公式サイトのタイムテーブルをチェック!

 

「Espace de Réflexion ージャン=リュック・ヴィルムートが伝えつづけた愛と学びー」
会期/2019年8月17日(土)~8月25日(日)
会場/スパイラルガーデン(スパイラル 1F)
住所/東京都港区南青山 5-6-23
入場料/無料
時間/11:00~20:00
休廊日/会期中無休
TEL/03-3498-1171
URL/www.spiral.co.jp/

Text : Manami Abe

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