「Issey Miyake」田中一光の作品をモチーフにしたコレクション第4弾
「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」より、グラフィックデザイナーの田中一光の作品をモチーフとしたコレクション「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」が発表された。2019年1月5日(土)より一部店舗にて先行販売され、順次展開予定。
2016年よりスタートし、今回で第4弾目となる「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」コレクション。田中一光の現存するオリジナル作品の色彩を忠実に再現しながら、作品を単に絵柄として扱うのではなく、着用して立体となることでより作品の魅力が増す、エネルギーを持つ衣服を目指しているという。今回は《連続する記号》、《円または、円の遊戯》の2つのシリーズをモチーフにデザインされた。
田中一光の作品《連続する記号》(1992年)は、安藤忠雄の設計による兵庫県西宮市の「大手前アートセンター」にインスパイアされて生まれた記号シリーズ。それまでの手描きの不定形な形態から、このシリーズでは幾何学的な形態が配置され、モノトーンを基調にミニマムに表現されている。この《連続する記号》が「CONTINUOUS SYMBOL」として、コート(¥90,000)、ブルゾン(¥54,000)やレギンス(¥15,000)、シューズ(¥31,000)、バッグ(¥38,000)、キャップ(¥8,000)に落とし込まれた。
1986年の《円または、円の遊戯》は、黒色の円を中心的なモチーフに、背景の彩度を抑えた色調とのコントラストによって、円という形が持つ運動性が強調されている。中心となるモチーフの内側には、手描きの線や色とりどりの色片が描かれ、生き生きとした温かみのある印象が生み出されている。こちらは「CIRCLE」シリーズとして、シャツ(¥48,000)、トップス(¥32,000)パンツ(¥26,000〜38,000)、シューズ(¥31,000)、キャップ(¥14,000)など、様々な素材を用いたアイテムで展開。
作品が持つ躍動感とユーモアのエッセンスを大切に生かし、着用することで新たなリズムが生まれるかのような「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」。シンプルでスポーティーなデザイン、そしてユニセックスとしても着用できるサイズ感のアイテムが揃うので、ぜひ自由に着こなして。
《連続する記号》をモチーフとした「CONTINUOUS SYMBOL」シリーズは2019年1月5日(土)よりme ISSEY MIYAKE/AOYAMAなど一部店舗で先行発売され、その後、ポップアップストアなどでも順次展開される。《円または、円の遊戯》をモチーフにした「CIRCLE」シリーズは、4月4日(木)に発売予定。
《COUNTINUOUS SYMBOL》
先行発売日/2019年1月5日(土)
取り扱い店舗/me ISSEY MIYAKE AOYAMA 内 GALLERY、ISSEY MIYAKE MARUNOUCHI、ISSEY MIYAKE KYOTO
発売日/2019年2月1日(金)
取り扱い店舗/PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE / AOYAMA 、PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE / ROPPONGI、ISSEY MIYAKE GINZA / OMOTE、ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE / SEMBA
POP UP STORE
場所/松屋銀座1階 スペース・オブ・ギンザ
期間/2019年1月31日(水)〜2月5日(火)
場所/DAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERY
期間/2019年3月21日(木)〜24日(日)
《CIRCLE》
発売日/4月4日(木)
取り扱い店舗/me ISSEY MIYAKE / AOYAMA 内 GALLERY、ISSEY MIYAKE GINZA / OMOTE、ISSEY MIYAKE KYOTO
Text:Hiromi Mikuni