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Culture Art

注目の才能・毛利悠子の美術館初個展@十和田

青森県の十和田市現代美術館にて、注目のアーティスト・毛利悠子の世界初となる美術館での個展が2019年3月24日(日) まで開催されている。

『パレード』2011‒17年 「ジャパノラマ」2017年 ポンピドゥ・センター・メッス(リヨン)  Photo by Jacqueline Trichard(参考画像)
『パレード』2011‒17年 「ジャパノラマ」2017年 ポンピドゥ・センター・メッス(リヨン) Photo by Jacqueline Trichard(参考画像)

毛利悠子は1980年神奈川県生まれ。国内外で活躍する現代美術家。インスタレーションや彫刻作品でを中心に創作活動を行い、「ヨコハマトリエンナーレ2014」や「コーチ=ムジリス・ビエンナーレ2016」、 「リヨン・ビエンナーレ2017」など世界的な芸術祭に多数参加してきた。

また、2015年度の「日産アートアワードグランプリ」や2017年度「第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞」などを受賞するなど、今まさに注目を集める才能だ。

Photo by Naoko Maed
Photo by Naoko Maed

作品にはハタキやスプーン、空き缶など、私たちが日常生活で目にするものが用いられる一方、それらの動きや音を通して、普段は目に見えない電気や磁力、空気の動きなどの存在を明らかにする。こうした現象の流動性やエネルギーを通して「永遠の運動体」を追い求める彼女の芸術作品だが、今回は日本初公開の大型彫刻作品や新作インスタレーションが展示され、毛利悠子の表現する世界観を、初めて美術館で体感することができる機会となった。

『Parade』2011‒1(7)年
「グレイ スカイズ」2017年
藤沢市アートスペース(神奈川)
 撮影:松浦歩 Photo courtesy Fujisawa City Art Space(参考画像)
『Parade』2011‒1(7)年
「グレイ スカイズ」2017年
藤沢市アートスペース(神奈川)
 撮影:松浦歩 Photo courtesy Fujisawa City Art Space(参考画像)

Childhood」展示風景 2018年 パレ・ド・トーキョー(パリ)
 Photo courtesy Palais de Tokyo(参考画像)
Childhood」展示風景 2018年 パレ・ド・トーキョー(パリ)
 Photo courtesy Palais de Tokyo(参考画像)

さらに今回、毛利悠子の作品は美術館だけにとどまらず、十和田市の街中にも展示されている。

彼女の表現する「転がり続ける状態」「動き続ける状態」を、これまでにない新しい方法論で展開するかつてない機会。この期にぜひ、体感してみてはいかがだろうか。

「毛利悠子 ただし抵抗はあるものとする」

会期/2018年10月27日(土)〜2019年3月24日(日)
会場/十和田市現代美術館 ※十和田市中心商店街にも展示あり
住所/青森県十和田市西二番町10-9
入場料/企画展+常設展セット券 1200円ほか
時間/9:00〜17:00(入館は閉館の 30分前まで)
休館/月(祝日の場合はその翌日)、12月25日(火)〜1月1日(火)
TEL/0176-20-1127
URL/towadaartcenter.com/exhibitions/assume-that-there-is-friction-and-resistance/

Text : Hikaru Handa

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