フィリップ・ワイズベッカーが描く郷土玩具モチーフの暮らしの道具! | Numero TOKYO
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フィリップ・ワイズベッカーが描く郷土玩具モチーフの暮らしの道具!

1716年創業の奈良の老舗「中川政七商店」と、フランス人アーティストのフィリップ・ワイズベッカーがコラボレーション。日本の郷土玩具をイラストに描き、それをモチーフに、大皿、蕎麦猪口、ふきん、ブリキ缶など、暮らしの道具を作った。2018年11月7日(水)より、全国の「中川政七商店」「遊 中川」「日本市」ブランド直営店にて発売される。

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ワイズベッカー九谷焼 大皿 ¥50,000 
ワイズベッカー九谷焼 大皿 ¥50,000 

パリとバロセロナを拠点とする、フィリップ・ワイズベッカーは、鉛筆で描く独特のタッチが人気のフランス人アーティスト。広告や展覧会など、日本での活動も多く、フランス政府によるアーティスト・イン・レジデンスの招聘作家として京都に4ヶ月滞在したことも。

デッザンの元となった郷土玩具
デッザンの元となった郷土玩具

今回は、工芸産地の職人とともに手仕事をいかした暮らしの道具を作る「中川政七商店」とのコラボが実現。かねてより日本の郷土玩具に興味があったというワイズベッカーと、その作り手を訪ねる旅に出た。そして、12支にまつわる12の郷土玩具の工房を訪ねて、十二支のオリジナルデッサンが生まれた。

この干支の画をモチーフに、大皿、蕎麦猪口、箸置き、ふきん、ブリキ缶、手ぬぐい、手すき和紙のハガキが登場。日本でフィリップ・ワイズベッカーが感じたエッセンスを、暮らしの道具として身近に置ける幸せ。これからの季節のちょっとしたプレゼントにもぴったり。

また、今回のコラボレーションを記念して、訪報記『フィリップ・ワイズベッカーの郷土玩具十二支めぐり』(青幻舎)も出版される。貴重な取材ノートやデッザン、エッセイ、写真などが収録されており、ワイズベッカーファンには必携の書となりそう。

そして、原画展が2018年11月7日(水)より、日本橋高島屋S.C.店「日本市」を皮切りに、いくつかの直営店で開催される。こちらではモノクロの原画の販売もあるので、ぜひ駆けつけて。

「フィリップ・ワイズベッカーの郷土玩具十二支めぐり」
会場/日本市 日本橋高島屋S.C.店
期間/2018年11月7日(水)~11月20日(火)

会場/中川政七商店 二子玉川ライズ店
期間/2018年11月28日(水)~12月11日(火)

会場/中川政七商店 GINZA SIX店
期間/2018年12月19日(水)~12月31日(月)

会場/大阪・中川政七商店 ルクア イーレ店
期間/2019年1月4日(金)~1月15日(火)

中川政七商店
URL/www.yu-nakagawa.co.jp

Text:Hiromi Mikuni

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