ルイ・ヴィトンから篠山紀信の名作が!特別展を開催中
「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」が刊行している、珠玉のファッションフォトグラファーたちのフォトブックシリーズに、巨匠・篠山紀信の幻の名作『シルクロード』が登場! 刊行を記念したスペシャル・ディスプレイが、六本木ヒルズ店と新宿店で11月20日(火)まで開催されている。
それから30年以上。絶版久しいその幻の作品たちが、目にも美しいアートブックとなって、再び私たちの前に姿を現すことになろうとは! ルイ・ヴィトンがファッションフォトグラファーたちの視点で世界中の街や国々の魅力を発信する「ファッション・アイ」。ヘルムート・ニュートンやピーター・リンドバーグら、世界を代表する写真家たちのフォトブックを毎年5タイトルずつ発表するプロジェクトから、2018年は、オリビエーロ・トスカーニ、ハーリー・ウィアー、ポール・ルーストー、クエンティン・デ・ブリエ、そして篠山紀信の作品集が登場を果たした。(各¥5,700/ルイ・ヴィトン各店舗にて発売)
果たして、本の仕上がりは…? 布張りの美しい表紙をめくると、300ページを超えるシルクロードの旅が始まる。交易路の東端にあたる古都・奈良に始まり、紅葉が美しい韓国を経て、中国へ。悠久なる大自然、躍動する人々の姿、さらにはアフガニスタンのバーミヤン石仏や、シリアの古代都市パルミラなど、その後のテロや戦争で失われた貴重な遺産の姿をたどる、壮大にして珠玉なる旅路の記録──。
本書の発売を記念して、ルイ・ヴィトン 六本木ヒルズ店と新宿店では『シルクロード』から厳選した作品のスペシャル・ディスプレイが開催されている。六本木ヒルズ店の展示テーマは「Blue of Silk Road」。抜けるような旅の空、白く切り立った山々との胸を打つコントラスト、美しくそびえ立つモスクのシルエット…。
一方の新宿店のテーマは「Women of Silk Road」。華やかに着飾った女性たち、鮮やかなる草花の色、平和な時代を偲ばせるシリアの村の光景まで…。そのどれもが、香り立つような余韻を放っている。両店ともに、折りたたみテーブルや引き出しを備えた特注のデスクトランクが設置され、『シルクロード』はもちろんのこと、「ファッション・アイ」の美しいラインナップを手に取って楽しむことができる。
1854年の創業以来、トランクに始まり“旅の真髄(こころ)”を体現してきたルイ・ヴィトンと、篠山紀信の遙かなる旅路が邂逅を果たした“奇跡の1冊”。そして、その珠玉の作品たちを心ゆくまで堪能できる期間限定のスペシャル・ディスプレイ。この空間をぜひ、ご自身の心と体で体感してほしい。
※「ヌメロ・トウキョウ」2018年12月号では、篠山紀信のコメントとともに『シルクロード』の収録作品を6ページにわたって掲載中。こちらもぜひチェックを!
『LOUIS VUITTON FASHION EYE SILK ROAD by 篠山紀信』
発売記念SPECIAL DISPLAY
会期/2018年11月2日(金)〜20日(火)
会場1/ルイ・ヴィトン 六本木ヒルズ店 東京都港区六本木6-12-3 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り
時間/12:00〜21:00
会場2/ルイ・ヴィトン 新宿店 東京都新宿区新宿3-4-8
時間/11:00〜20:00
URL/jp.louisvuitton.com/jpn-jp/articles/new-title-from-fashion-eye-silk-road-by-kishin-shinoyama
Text:Keita Fukasawa