メーガン妃、ニュージーランドで女性参政権獲得125周年記念スピーチ
ロイヤルツアーの一環でニュージーランドを訪問したメーガン妃(Duchess of Sussex)は、同国の女性参政権獲得125周年を祝福するスピーチを行った。
10月28日(日)首都ウェリントンの政府庁舎を訪れたメーガン妃は、1893年に同国が世界で初めて女性への選挙権を認めた歴史的偉業を称え祝辞を送った。
フェミニストとしても知られるメーガン妃は、ニュージーランド女性の選挙権獲得が他国へも多大な影響を与えたと述べ、「この特別な機会に先立ち、私は(女性参政権獲得という)偉業の重要性や、それが意味するものの影響力へ思いを馳せました」と語った。
その社会運動は今日のフェミニズムにつながっていると話すメーガン妃は、こう続けている。
「なぜなら女性参政権というのはフェミニズムの問題であり、フェミニズムとは男女平等の問題です。参政権とは単に投票する権利というだけではありません。それが意味するのは、あなたの将来、所属する社会の将来の選択に参加できる、社会に関わりを持つための発言手段を持つという基本的人権があるという事です」
「女性参政権は、単に女性が投票権を得たというだけではありません。それが意味するのは、基本的人権が、人種、性別、民族などの理由から社会的に疎外されてきた人々も含め全ての人に与えられ、自分たちの将来や社会についての選択に参加できるということです」
メーガン妃は最後に改めてニュージーランドから世界の女性参政権獲得の道が開けたことに触れ、「ニュージーランドの125年前の勝利を、積極的に声を上げ投票権を認められた女性たちを、そしてそれを世界的な潮流へと押し広げた全ての人々を称えます。私たちは皆、あなた方へ感謝しています」と締めくくっていた。
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Photo: bangshowbiz