U2、ボノの声喪失で公演をキャンセル | Numero TOKYO
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U2、ボノの声喪失で公演をキャンセル

©Bang Media International
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U2のフロントマン、ボノ(Bono)の声の喪失により、2018年9月1日(土)に開催された「エクスペリエンス・アンド・イノセンス2018」ツアーのベルリン公演が途中で中止される事態となった。

『レッド・フラッグ・デイ』の演奏後、『ビューティフル・デイ』のパフォーマンス中にそのアクシデントは起きた。

ボノは演出で行われた煙の影響と考えているようで、「断言するけど、喫煙はしていない。でもこれ(演出用の煙)はでかいタバコのようだ。声を失ってしまって、どうしたらいいか分からない。10分前まで鳥のように歌っていたのに」と話している。

ボノが煙を止めて空気を喚起する様に伝え、初め公演を続行するには15分前後の休憩時間が必要だとされていたものの最終的に公演の中止と相成った。

ボノはこう観客に呼び掛けていた。「皆のために歌うつもりだったよ。でも事態は変わり、続けることができない。皆には悪いと思っている。大きな問題ではないはずだけど、ケアが必要だ。だから、もし皆が帰りたいならそうしてくれ。後日、君たちのためにまた公演をするつもりだ。残りたい人は、10分か15分時間をくれ。何があったのか調べるから」

一方でバンドメンバーのアダム・クレイトン、ラリー・マレン・ジュニア、ジ・エッジらは、公式サイトで、「今夜の中止は申し訳ない。ボノは公演前には絶好調で、僕らはベルリンでの2日目を楽しみにしていた。でも数曲を披露した後、残念なことにボノの声が完全に失われてしまった」「僕らは何が起きたのか分からず、医療的なアドバイスをもらっているところだ」「いつものように、遠くからベルリンまで来て応援してくれる観客やファンの皆の理解に感謝している。最新の情報が入り次第すぐに発表する」と声明を発表した。

会場側は、今回の振り替え公演が後日開催されることを正式に発表している。

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Photo: bangshowbiz

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