マリエが手掛けるブランド、初のポップアップショップが銀座三越に! | Numero TOKYO
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マリエが手掛けるブランド、初のポップアップショップが銀座三越に!

モデルのマリエがデザイナーを務めるブランド「パスカル マリエ デマレ(PASCAL MARIE DESMARAIS)」が、初となるポップアップショップ『THE TENJIKAI』を2018年9月4日(火)まで銀座三越にオープン! 注目アイテムやこだわりなどについて聞いた。

ブランド立ち上げから1年。これまで地方での販売ツアーや、ECでの限定的な展開を行ってきたが、今回が東京で開催する初のイベントとなる。

『THE TENJIKAI』と銘打ったポップアップショップ名については、「こういうプロダクトを打ち出すんだよ」ということを伝えるために名付けられたと言い、展示会としての役割も果たしながら、実際に購入することが可能。

ようやく東京で、多くの人にお披露目できるこの機会について、マリエはこう語る。

「銀座三越というファンの方がたくさんいらっしゃる老舗のデパートでポップアップショップをオープンできることをとても光栄に思っていますし、この一週間を絶対に成功させようと思っています。自分たちの自信ある作品を、ひとつひとつ皆さんの手にとっていただき、そして着ていただくことで私たちのプロダクトへの想いと『ものづくり』への熱意が伝わればいいなと思っています」

一切妥協せず、最高のクオリティを追求して出来上がったコレクションは、一点一点にファッションへの愛やこだわりが詰まっている。

マリエに一番のお気に入りアイテムを尋ねると、答えてくれたのがこちらのデニム。なんと、リバーシブルで履けるという。「90年代にラッパーたちがデニムを裏返しに履いていたことからインスピレーションを受けて作りました」。

岡山県児島の繊細で高品質な技術を用いて製作されたこのデニムは、このポップアップショップ限定の素材で作られたスペシャルな一点。もう残りわずかだそうなので、急いでチェック!

コラボアイテムにも注目。「スーツに似合うNEW ERA」をテーマに掲げた「PMD × NEW ERA CAP」(※数量限定受注販売)は岐阜で128年続く毛織会社「渡六毛織」の伝統技術で仕上げられたもの。ネイビーのトーンがとてもシックで、大人でも挑戦しやすいはず。

Tシャツ一枚をとってもこだわりが。一枚一枚手刷りで施されるプリントは、糸を染め上げることで通常とは違った色や風合いを実現。触ってみると、プリント部分が生地と一体化しているかのように滑らか! 幼少期のマリエの写真には、自らのアイデンティティを投影している。

ファッション業界の産業廃棄物から作られた、一点もののラグマットも販売。ファッションとは切っても切れない問題について真剣に向き合うことも、「パスカル マリエ デマレ」のブランドとしての信念だ。

ただ着飾るだけのファッションとして終わらない、デザイナー・マリエの想いがたっぷりと込められたアイテムの数々をチェックしに、足を運んでみて!

PASCAL MARIE DESMARAIS POP UP SHOP『THE TENJIKAI』
開催期間/2018年8月29日(水)~9月4日(火)
場所/銀座三越 3階 GINZA ステージ
営業時間/10:30〜20:00
※税込5万円以上購入で、今秋開催予定の展示会に招待。

PASCAL MARIE DESMARAIS
URL/www.pascalmariedesmarais.com/

Text: Yukiko Shinto

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