ジェマ・ワード、うつ病を乗り越えモデル復帰
ジェマ・ワード(Gemma Ward)が不安障害とうつ病を克服し、モデル業に復帰するようだ。
オーストラリア出身のジェマは、同世代の中でも特に人気だったが、摂食障害やメンタルヘルスの治療に専念するため、2007年から活動を休止していた。 10代でスカウトされモデルの道に入ったときから、うつ状態になる度に大幅な体重減に怯えていたと言い、トップモデルとして第一線に立つようになっても同じ症状に悩み続けていたようだ。
W誌のインタビューでジェマは次のように話している。「人間の身体って驚くほど苦痛に耐えられるし、精神的にもどこまでも追い込まれるの。私の経験してきたことや、今もまだその中にいるということをずっと話したかった」
故ダイアナ妃やジェーン・フォンダなど、身体イメージや名声に伴う問題を抱えた女性セレブリティの伝記を読み心の傷を癒してきたと語るジェマは、現在は自身の体験を発信することで、同じ経験を持つモデルや女性の助けになりたいとも考えているという。
「私はいつも、発言の場を求めてきた。人に話せるようになれば、うつ病を克服できたと言えるでしょう」「『完治することはない、これは一生付き合わないといけない病気だ』と言われて絶望することもあるかもしれないけど、その時は『もしそれが断ち切る事のできない負のループだと言うなら、私は強制終了させるけど?』と答えるわ」「ここに座って、『私は実際にうつ病を乗り越えたのよ』と話していること自体が驚きだわ。私自身、あの負のループにはまっていたんだから。でも救いの手を差し伸べてもらえたの。みんなも助けを得られると気づいてほしい。それがなければ私は生きていなかったかもしれないから、本当に感謝しているの」
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