横浜「ピカチュウ大量発生チュウ!」夜はWOWとライゾマのメディア・アートで | Numero TOKYO
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横浜「ピカチュウ大量発生チュウ!」夜はWOWとライゾマのメディア・アートで

8月16日(木)まで開催中の横浜のみなとみらいを舞台にしたイベント「ピカチュウ大量発生チュウ! —Science is Amazing! かがくのちからってすげー!—」。5回目となる今回は、夜のプレゼンテーション「ポケモンシンクロニシティ(Pokémon Synchronicity)」に、ビジュアルデザインスタジオ「WOW」と「ライゾマティクスリサーチ(Rhizomatiks Research)」が参加。気になるそのショーの内容とは?

8月10日(金)から16日(木)までの間、みなとみらいの街をピカチュウがジャック。20匹のピカチュウやイーブイの大行進、船上からのグリーティング、ずぶぬれスプラッシュショーなど、街のあちこちに1,500匹以上のピカチュウたちが現れ、子どもたちは大興奮間違いなしだ。

日が暮れて大観覧車「コスモクロック21」に光が灯れば、そこからは大人も楽しいポケモンタイムの始まり。20:00には、コスモクロック21のイルミネーションにピカチュウが出現。みなとみらい内港の日本丸メモリアルパークの特設会場では、美しい夜景をバックに、海を使ったプレゼンテーションが行われる。「Pokémon Synchronicity」とのテーマのもと、「WOW」や「Rhizomatiks」によるサイエンス&テクノロジーを駆使したメディア・アートと、ピカチュウが繰り広げるパフォーマンスなど約30分間のスペクタクルショー。

まずは、「WOW」による作品『Sense of Wonder』がスタートする。

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今やゲーム、アニメなどマルチに展開する「ポケットモンスター」だが、原点は1996年に発売されたゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 赤・緑』。そこで、プレイヤーはポケモンを「発見」、「採取(ゲット)」し、その生態を「理解」する。それが新たな好奇心を呼び覚まし、次の発見を促す。その円環を、レイチェル・カーソンの「Sense of Wonder」になぞらえた。

作品では、ポケモンを想起させるような、神秘的な生き物たちが躍動する。海上、左右に設置された2つのスクリーンを行き来する、映像の美しさに思わず目を奪われる。

気づくと、海から水陸両用バスに乗った大量のピカチュウが登場。それに合わせて、光と炎、映像や音楽、ダンス、アクアボードのパフォーマンスなどが次々と融合していく。

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そして、「ライゾマティクスリサーチ」による演出のクライマックスシーンへと突入!


最後に、本番前、水陸両用車に乗り込んでいく、出番待ちのピカチュウが可愛いから思わずパチリと激写。

最新技術を駆使した映像や、大迫力のパフォーマンスは一見の価値あり。そして、改めて実感するのは、それにまったく引けをとらないピカチュウの存在感だ。ポケモンを知らない大人たちも「かわいいちからってすげー!」と思わずにはいられないはず。開催は8月16日まで。横浜みなとみらいに、ピカチュウに会いに出かけてみて!

ピカチュウ大量発生チュウ!
—Science is Amazing! かがくのちからってすげー!—
「Pokémon Synchronicity」

開催期間/2018年8月10日(金)〜8月16日(木)
会場時間/18:30
開演時間/20:00〜20:30(毎日1回のみ)
会場/みなとみらい内港(日本丸メモリアルパーク芝生エリア付近)
入場料/無料 
※一部観覧スペースは当日11:00より整理券配布
※整理券を必要としない観覧スペースは、定員(1,000名分)に達した場合は入場できない可能性もある。
※荒天時中止
URL/www.pokemon.co.jp/ex/pika_event/point_4/

Text:Miho Matsuda Edit&Text:Masumi Sasaki 

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