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フィリップ・ドゥクフレの摩訶不思議な『新作短編集(2017)』上演!

振付家・演出家のフィリップ・ドゥクフレ(Philippe Decouflé)率いるカンパニーDCAが、6月29日(金)から7月1日(日)まで、彩の国さいたま芸術劇場にて『新作短編集(2017)-Nouvelles Pièces Courtes』を上演する。

©︎ Charles Freger
©︎ Charles Freger

誰もが予想できない、けれども美しくユーモアにあふれた世界を作り出す振付家・演出家フィリップ・ドゥクフレ。1992年、彼が31歳の時に手がけたアルベールビル冬季オリンピック開・閉会式では、サーカスと映像トリック、ダンスが交錯する斬新な演出で世界中の人々を魅了した。その後、自身のダンス・カンパニーDCAの作品は世界各国で上演され、ほかにもサーカス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」や老舗キャバレー「クレイジーホース・パリ」のショーの演出・振付など、舞台芸術の最前線で様々な表現に取り組んでいる。また、日本との関係も深く、2003年には日仏中の国際共同製作で横浜と山口に2ヶ月間滞在し『イリス』を創作、日本初演している。そして2016年には楳図かずお原作『わたしは真悟』のミュージカルを、日本人キャストで上演した。

© Laurent Philippe

日本文化が好き、そして漫画好きであることを公言するドゥクフレはこう語っている。「子どもの頃は、漫画家になることを夢見ていました。絵を描くことは私の創作の出発点。アイデアを投げ込み、頭に浮かんだ映像をスケッチするのです。漫画やミュージカル、ナイトクラブのダンスなどが私の文化です。私には、動きの中から奇妙で極端でクレイジーなものを創り出したいという欲求が常にあります。いつも転倒寸前の、バランスを崩したスタイルのダンスを求めています。いたずらで危なっかしく、漫画的な間違いの繰り返しを発展させてきたのです」

© Laurent Philippe© Laurent Philippe

今回上演される『新作短編集(2017)-Nouvelles Pièces Courtes』は、不可思議な架空の部族ダンス、トリッキーな影絵のデュエット、夢のような空中パフォーマンスなどが、次から次へと展開する。なかでも日本の伝統や現代文化へのオマージュを捧げた小品に注目したい。葛飾北斎の浮世絵、坂東玉三郎の歌舞伎、現代日本の街の情景からインスピレーションを受けた表現など、日本への想いがつまっている。

© Laurent Philippe© Laurent Philippe

© Laurent Philippe© Laurent Philippe

本公演には、子どもチケット(4歳から中学生)もあり、年齢を問わずに楽しむことができる。そして、彩の国さいたま芸術劇場公演の後、北九州や滋賀でも上演される。

子どもから大人まで、見る人の心を奪う、ドゥクフレの摩訶不思議なワンダーランドへぜひ足を踏み入れて!

また、1987年にドゥクフレが手がけたNew Orderの『True Faith』の伝説的MVも、今なお胸を震わす素晴らしさ、こちらもぜひ。

フィリップ・ドゥクフレ カンパニーDCA『新作短編集(2017)-Nouvelles Pièces Courtes』

日時/2018年6月29日(金)19:00開演、6月30日(土)・7月1日(日)15:00開演
会場/彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
前売チケット料金/一般:S席¥6,500、A席¥4,000
U-25(高校生〜25歳):S席¥3,500、A席¥2,000 ※公演時、高校生〜25歳対象。入場時要身分証
子ども(4歳〜中学生):S席¥1,500、A席¥1,000 ※枚数制限あり  
※当日券は各席種ともに+¥500 ※税込・全席指定
予約/SAFチケットセンター  
TEL/0570-064-939(休館日を除く10:00~19:00)
チケット取り扱い/チケットぴあ TEL/0570-02-9999 【Pコード:485-109】、
イープラス

<北九州公演> 
日時/7月7日(土)、8日(日)14:30開演
会場/北九州芸術劇場中劇場
予約/北九州芸術劇場
TEL/093-562-2655 

<びわ湖公演>
日時/7月14日(土)、15日(日)15:00開演
会場/滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール中ホール
予約/びわ湖ホールチケットセンター 
TEL/077-523-7136(火曜日休館/休日の場合は翌日)


Text:Hiromi Mikuni

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