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Culture Art

イッセイ ミヤケが注目する インドの布・カディの展覧会

カディ、Rta Kapur Chishti のスタジオにて(撮影:岡本憲昭)
カディ、Rta Kapur Chishti のスタジオにて(撮影:岡本憲昭)

インドの綿布・カディの魅力に迫る展覧会「Khadi インドの明日をつむぐ – Homage to Martand Singh –」が開催されている。東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3にて、5月13日(日)まで。

Text : Manami Abe

今日でも手仕事による技法や歴史、文化が色濃く継承されているインド。なかでも、「カディ(Khadi)」と呼ばれる綿布は、ものづくりのオートメーション化が著しい近年においても、手紡ぎや手織りによってインド各地でつくられている。

インド・テキスタイルをはじめとする、幅広い文化復興活動で知られるマルタイ・シンは、カディを“自由の布”と呼んだ。現在でも、カディで仕立てられるカディ・クルタ(Kurta)は、 セレモニーの正装から寝間着まで多岐にわたる場面で着用されている。1980年代からは、シンとイッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)によって、衣服を通じたインド文化との対話が行なわれてきた。
本展では、シンの活動の根幹を担ってきた人々を取材した映像とともに、カディとその思想が紹介されている。

マルタン・シン インタビュー映像『In Conversation with Martand Singh: Handmade in Rajasthan project for Rajasthan with Prasad Bidapa』より
マルタン・シン インタビュー映像『In Conversation with Martand Singh: Handmade in Rajasthan project for Rajasthan with Prasad Bidapa』より

また、HaaT/AOYAMAでは関連プログラムを開催。インド最高基準のクラフツマンシップの出合いから生まれたKHADIシリーズをはじめとする贅沢なアイテムを、シンにまつわる展示とともに紹介する。

「Khadi インドの明日をつむぐ - Homage to Martand Singh -」展会場風景  (Photo: Masaya Yoshimura)<br />
「Khadi インドの明日をつむぐ – Homage to Martand Singh -」展会場風景 (Photo: Masaya Yoshimura)

展示会場は、建築家・安藤忠雄の設計による21_21 DESIGN SIGHT。三宅一生による服づくりのコンセプト「一枚の布」を反映した建築の中で、インドの1枚の布に織り込まれた哲学を体感してみては。

「Khadi インドの明日をつむぐ – Homage to Martand Singh –」展
会期/2018年4月18日(水)〜5月13日(日)
会場/21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
住所/東京都港区赤坂 9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
入場料/無料
時間/10:00〜19:00
休館/火曜日 ※5月1日(火)は開館
TEL/03-3475-2121
URL/www.2121designsight.jp/gallery3/khadi

INDIAN CRAFTSMANSHIP   −インドのものづくり−
会期/2018年4月18日(水)〜
会場/HaaT/AOYAMA
住所/東京都港区南青山 4-21-29
TEL/03-5785-0400
URL/isseymiyake.com/haat/ja

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