ライブラリーから居酒屋まで集結!「ヒビヤ セントラル マーケット」出現
2018年3月29日に開業する「東京ミッドタウン日比谷」3階にオープンする、クリエイティブディレクター南貴之と、老舗書店の「有隣堂」による 複合型店舗「HIBIYA CENTRAL MARKET(ヒビヤ セントラル マーケット)」。まるで小さな街のように9つの店舗が並び、食事やお酒、本や衣服などが揃い、誰もがふらっと立ち寄り楽しむことができる。
Library店内 「HIBIYA CENTRAL MARKET」の象徴であり、本と現実世界がリンクする場所となる「Library」。本棚の壁に囲まれた内側にはまるでバザールのように、世界中の洋服や雑貨、ヨーロッパで集めたヴィンテージが並んでいる。店内の家具は什器であり商品でもあり、売れるたびに入れ替わり、店の様子も変化していく。
Graphpaper
ギャラリーともセレクトショップともつかないユニークなプレゼンテーションを行う「Graphpaper」。南貴之が神宮前にオープンした一号店に続く、二号店となる。スタイリストの二村毅をアドバイザーに迎え、日比谷という立地ならではのアイテムを取り扱う。
CONVEX
札幌のヴィンテージアイウエアショップ「Fre’quence」の柳原一樹によってセレクトされたヴィンテージフレームが揃う「CONVEX」。フランスの1940〜50年代デッドストックをメインに展開、ミュージアムピースにも出会える圧巻の品揃え!
一角
鶏のからあげ定食 ¥1,300
一角揚げパン ¥570〜
L字のカウンターが特徴的な「一角」は、代々木上原のビストロ「メゾン サンカントサンク(MAISON CINQUANTE CINQ)」を手掛ける丸山智博による、どこか懐かしいけれれどスタイルのある「食堂/居酒屋」。看板メニューは「鶏唐揚げ」と「蕎麦」! ハイボールと相性ぴったりの鶏唐揚げと、長野安曇野の蕎麦どころ出身の丸山らしい、フレンンチのエッセンスが加わった「蕎麦」。その他にも、古き良き居酒屋やおばんざいを思わせる定番メニューや季節の食材をいかした献立が並ぶ。そして喫茶メニューの揚げパンもおすすめ。
「有隣堂」による週刊誌などの雑誌販売、熊本のスペシャリティコーヒー「AND COFFEE ROASTERS」のハンドドリップコーヒー、「FreshService」による日用品やお土産が揃う、駅のキオスクのようなコーナーも嬉しい。
「理容ヒビヤ」は、藤井実監修による、日本最高峰の衛生管理を誇る理容店。昭和なタイル張りのどこかホッとする外観に誘われてしまう。オフィスワーカー向けの理容やグルーミングだけでなく、女性用の美容シェービングや、眉デザインシェービングなどのメニューもあり。
軍用テントのファサードが印象的な「Tent gallery」では、多様な展示や企画を開催。3月29日(木)から4月28日(土)までは、ジャン・プルーヴェの展示企画「JEAN PROUVÉ」を開催。アイコニックなチェアやデスク、子供用の机やベッドなど希少な家具が展示される。
「商業施設はあまりにコントロールしすぎると、どこも似たような風景になってしまいます。だからあえてコントロールしすぎることなく、”そこに行かないと体験できないようなもの”を作らないといけないと思いました」と南貴之は語る。
108年の歴史を持つ老舗書店「有隣堂」と南貴之が挑む「いままでにない店」は、これまでの書店の形にとらわれずに、人が集う新たな場所としてオープンする。新しいのにどこか懐かしい、カオティックな市場や街のように、目的がなくてもいられる居場所、日比谷中央市場街「HIBIYA CENTRAL MARKET」へ、ぜひ、ふらっと立ち寄ってみて!
HIBIYA CENTRAL MARKET
オープン/2018年3月29日(木)
住所/東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷3階
URL/hibiya-central-market.jp
Text:Hiromi Mikuni