世界が注目!水原希子というインスピレーション
「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2018年5月号では、モデル、女優、クリエイターとさまざまな顔を持ち、東京ポップガールとして、海外からも注目を集める水原希子の世界観を覗く。
しなやかでありながら独自の感性を持ち、かつ発信力のある希有な存在の水原希子は、まさに今の時代を体現するポップアイコン。女優として映画、ドラマに出演する一方で、モデルでは、「パルファン・クリスチャン・ディオール」のアジアを代表するアンバサダーに起用されたほか、「コーチ」「KENZO」「マーク ジェイコブス」などのムービーに出演するなど、ワールドワイドに活躍。さらには、自身のファッションブランド「OK」のプロデュースを手がけ、クリエイターとしての手腕も発揮する。
カラフルでワクワク、ポップなものが子どもの頃から好きだという彼女の世界観に触れるインタビューでは、ポップアイコンと言われ、思い浮かぶ人物に、「Deee-lite! レディ・ミス・キアーの圧倒的なポップ感と、テイ・トウワさんのサイケディックなサウンドが大好き。Power of Loveなど強いメッセージ性のある歌も含め、とても影響を受けました。(中略)個人的には、スパイスガールズが私にとっては永遠のポップアイコンです。メンバーそれぞれに独自の個性があって、いいインスピレーションをもらえる存在なんですよね」と、20代とは思えぬ懐かしいアーティスト名を上げる。確かに、今回のファッションビジュアルも、Deee-liteを彷彿とさせる、サイケポップな雰囲気。ほかにも、シェールのコスチュームデザインを手がけたボブ・マッキー、レディ・ガガのこれまでにないポップスタイルに仕上げた仕掛け人、ニコラ・フォルミケッティ、さらには90年代のギャル文化までが、彼女の世界観に影響を及ぼしているのだとか。
彼女の鋭いアンテナは、次世代クリエイターの活動にも向いていて、「いつか若い子たちが自由に活躍できる場所を作りたい」と語るほど。駆け出しの自分にチャンスを与えてくれた大人がいたように、自分もそういう存在になりたいと、未来も見据えている。
そんなパワフルで、エネルギッシュな水原希子のポップワールドを、「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2018年5月号で感じて!
Issue:Numéro TOKYO May 2018 No.116