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Culture Art

アラーキー、2017年を締めくくる個展丸亀市猪熊弦一郎現代美術館にて

荒木経惟『花霊園』2017年©Nobuyoshi Araki courtesy of the artist and Yoshiko Isshiki Office, Tokyo

今年数多くの展覧会を開催した、写真家“アラーキー”こと荒木経惟。2017年ラストを締めくくる大規模な個展が、香川県の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館にて開催。

Text:Akane Naniwa

世界中でその名を知られる写真家・荒木経惟、通称“アラーキー”。1960年代半ばに活動を始め、現在までに都市、人、花、空、静物といった被写体を、どれも特別視することなく等しく日常のこととして撮影し、それらのもつ「生」の生々しさと「死」を捉えてきた。

荒木経惟『北乃空』2017年©Nobuyoshi Araki courtesy of the artist and Yoshiko Isshiki Office, Tokyo

荒木経惟『北乃空』2017年©Nobuyoshi Araki courtesy of the artist and Yoshiko Isshiki Office, Tokyo
荒木経惟『北乃空』2017年©Nobuyoshi Araki courtesy of the artist and Yoshiko Isshiki Office, Tokyo

今年、数多くの展覧会を行ってきた荒木の締めくくりとも言える「荒木経惟 私、写真。」展が、香川県にある丸亀市猪熊弦一郎現代美術館にて開催。
本展では、過去の膨大な写真の中から、腐食したフィルムをプリントしたり、写真に絵具を塗ったり、割れたレンズで撮影したりなど、様々な手が加わることによって生と死をより強く意識させたり、両者の境を撹乱させるような作品を中心に公開される。

荒木経惟『父の死』1967年©Nobuyoshi Araki courtesy of the artist and Yoshiko Isshiki Office, Tokyo

荒木経惟『父の死』1967年©Nobuyoshi Araki courtesy of the artist and Yoshiko Isshiki Office, Tokyo
荒木経惟『父の死』1967年©Nobuyoshi Araki courtesy of the artist and Yoshiko Isshiki Office, Tokyo

さらに、現在の荒木の生を示すものとして本展のために制作された、丸亀市出身の花人・中川幸夫(1918-2012)へのオマージュを表した『花霊園』や、友人の遺品であるカメラで撮影した『北乃空』など、新作も公開。
写真と一体となり、今を生きるアラーキー。その姿をぜひご覧あれ。

『北斎乃命日』2017年 © Nobuyoshi Araki courtesy of the artist and Yoshiko Isshiki Office, Tokyo

『北斎乃命日』2017年 © Nobuyoshi Araki
courtesy of the artist and Yoshiko Isshiki Office, Tokyo

「荒木経惟 私、写真。」
会期/2017年12月17日(日)〜2018年3月25日(日)
会場/丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
住所/香川県丸亀市浜町80-1
時間/10:00〜18:00(入館〜17:30)
入場料/一般950円(760円)、大学生650円(520円)、高校生以下または18 歳未満・丸亀市在住の65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方とその介護者 1名は無料※同時開催常設展「猪熊弦一郎展 人物像」観覧料が含まれます。※( )内は前売り及び20名以上の団体料金
休館日/年末12月25日〜31日
TEL/0877-24-7755
URL/www.mimoca.org/ja/

※写真はすべて無断転載禁止

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