ボン・ジョヴィ、「ようやく」ロックの殿堂入り果たす | Numero TOKYO
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ボン・ジョヴィ、「ようやく」ロックの殿堂入り果たす

Bon Jovi
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2018年のロックの殿堂入りにボン・ジョヴィ(Bon Jovi)、ザ・カーズ(The Cars)、ダイアー・ストレイツ(Dire Straits)、ムーディー・ブルース(The Moody Blues)、ニーナ・シモン(Nina Simone)が選出された。

その中で一般投票トップを飾ったボン・ジョヴィだが、2008年から殿堂入りの条件を満たしており、今回ようやくの選出となったフロントマンのジョン・ボン・ジョヴィはこう答えている。「そうだね、僕らはとても喜んでいるよ。うん、素晴らしいことだ」「でもようやくっていう感じだね」「安堵?そうだね」「歓喜?もちろん。でも時間がかかり過ぎたかな」。 また、同バンドは、来年4月14日にオハイオ州クリーブランドで開催される予定の同式典にて、元メンバーのリッチー・サンボラ、アレック・ジョン・サッチと再会する意向であることをドラマーのティコ・トーレスとキーボーディストのデヴィッド・ブライアンがローリングストーン誌に明かしている。「彼らと演奏できるなんて大歓迎だよ」。

そして、1994年にアレックが、2015年にリッチーが脱退したものの同バンドの成功に2人の果たした役割は「とてつもなく大きかった」とティコは語り、アレックに関しては「ちょっと変わったやつなんだよ。どこにいるのか見つけ出すのに一苦労でね」とし、デヴィッドもアレックを「動く標的」と表現している。

リッチーの突然の脱退に関しては、以前ジョンがBANGショービズに対し、諍いやギャラに関する問題などは全くなかったとしてお互い別々の道を歩むことを好意的に語っていた。

一方のリッチーも、交際相手でギタリストのオリアンティとの新ユニット、RSOにてボン・ジョヴィの曲を演奏し続けている。

©BANG Media Internationa

Photo:bangshowbiz

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