必携の書!『イッセイさんはどこから来たの? 三宅一生の人と仕事』 | Numero TOKYO
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必携の書!『イッセイさんはどこから来たの? 三宅一生の人と仕事』

Issey Miyake 三宅一生,横尾忠則、tadanori
Issey Miyake 三宅一生,横尾忠則、tadanori

2017年12月上旬、書籍『イッセイさんはどこから来たの? 三宅一生の人と仕事』が発売される。2016年にタッシェン(TASCHEN)より発売された書籍『Issey Miyake 三宅一生』(北村みどり企画・責任編集)に収録された小池一子のエッセイに、新たに書き下ろしを加えた新刊となる。

著者は、かつて「無印良品」の創設に携わり、数々の展覧会や「佐賀町エキジビット・スペース」を創設・主宰したクリエイティブ・ディレクターの小池一子。本書『イッセイさんはどこから来たの? 三宅一生の人と仕事』では、服作り、素材の追求、コレクション、展覧会、出版など、様々なジャンルにわたって彼が手がけた仕事、そして人となりが描かれている。学生時代から三宅を知り、友人として、同時代人として、キュレーターとして、日本のクリエイティブを支え続ける小池が語る三宅一生はやはり、圧倒的に面白い。

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三宅が出会ってきた様々なクリエイターとのエピソードも、それはもう圧巻。一部抜粋するだけでも、倉俣史朗、横尾忠則、アーヴィング・ペン、田中一光、横須賀功光、石岡瑛子、白州正子、ルーシー・リィーなど錚々たる名がならぶ。そんな彼らが出会い、クリエイティブが生まれた幸福な瞬間が、本書を通じて追体験できてしまう。

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写真上記3点/扉絵:横尾忠則による、イッセイ ミヤケ パリ・コレクション招待状(1977〜1999年)

この本に描かれているのは、三宅一生のパワーに溢れた魅力的な人間性はもちろんのこと、彼が真摯にデザインと向き合い生み出してきたもの、衣服の概念さえ変えてしまったものづくりの歴史でもある。

装丁は浅葉克己が担当し、活版印刷の重厚な日本語テキストと洗練された英語テキストが対になった両面表紙となっている。また、各章には横尾忠則が1977年から99年までの間で手がけたイッセイ ミヤケ パリ・コレクションの招待状から約30点をカラー図版で掲載。手元で大事に愛でたい特別仕様となっている。

書き下ろしの第9章にはタッシェンからの『Issey Miyake 三宅一生』出版後、2016年に行われた国立新美術館での「ミヤケ イッセイ展:三宅一生の仕事」展での感動的なエピソードも収録。ジャンルも、国境も、時代も、時空すらも超えてしまう”イッセイさん”の旅はまだまだ続く、ぜひご一緒に!

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『イッセイさんはどこから来たの? 三宅一生の人と仕事』(和文表紙)

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『イッセイさんはどこから来たの? 三宅一生の人と仕事』(英文表紙)

イッセイさんはどこから来たの? ミヤケイッセイの人と仕事
発売日/2017年12月上旬
価格/¥3,200
判型/B5判 ハードカバー
発行元/HeHe(ヒヒ)
URL/hehepress.com
取り扱い店/全国一般書店の他、イッセイ ミヤケ一部店舗でも販売

Text:Hiromi Mikuni

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