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Culture Art

渋谷TRUNK(HOTEL) で米原康正個展、
マリリン・モンローに前髪を!

編集者でありアーティストの米原康正の個展『i am growing out my bangs “FxxK YOU ALL”』が2017年11月17日より26日まで渋谷のTRUNK(HOTEL) にて開催される。

Text:Hiromi Mikuni

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90年代に雑誌『egg』『アウフォト』『smart girls』などを創刊し、その後AKB48の立ち上げや、原宿カワイイカルチャーの世界への発信など、編集者、フォトグラファー、クリエイティブディレクター、DJとして、新たな女子カルチャーを見出し、扇動しつづけてきた米原康正。2017年6月からは『i am growing out my bangs』のシリーズタイトルでアートツアーを開始、アプローチの異なる3つの個展開催で”アーティスト宣言”をし、新たなフェーズに突入した。

『i am growing out my bangs』について米原は「世界の混乱は、男性的社会システムから始まっていて、それを阻止するには前髪を伸ばした女子が増殖することしかない。そしてそのきっかけを僕が作る」と語り、年間8本ものハイペースで個展を開催。タイトルにもなっているこの”前髪”とは、”嫌なものを見ないためのそして嫌なものから隠れるための装置”であり、”前髪”をつけることで、反抗を体現する人間として再構築しているという。

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そして『i am growing out my bangs “FxxK YOU ALL”』では、マリリン・モンローを中心に、男性社会的アイコンの意味をひっくりかえすことをテーマとしている。

「マリリンモンローはセックスにおいて一度もエクスタシーを感じたことがない、という。男性社会の中で描かれる女性像は、その社会の中で価値あるものに対して、 永遠のエクスタシーを感じ続けるものでなければならない。それは富であり、権力であり、名誉である。それは全て男性社会においての力を意味する。もしかして、彼女はエクスタシーを感じないことで、こんな男性社会に中指を立てていたのではないか? エクスタシーのアイコンであったマリリンモンローが、実は不感症だったという事実は、僕に新しい創作意欲を沸き立たせた。」と米原はコメント。

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マリリン・モンローが前髪を伸ばし、嫌なものを一切見なかったら、彼女の世界はどのように展開していったのだろう。男性社会的アイコンとしてのマリリン・モンローが前髪を伸ばすことで、予定調和な価値観がひっくり返され、非男性社会的アイコンとして提示される。

いつも女子のそばで併走しつづけてきた”よねちゃん”こと米原康正が発信する『i am growing out my bangs』、日本では今年最後の個展となる。ぜひ足を運んで目撃して! 

YASUMASA YONEHARA
『i am growing out my bangs “FxxK YOU ALL”』

期間/2017年11月17日(木)〜26日(日)
会場/TRUNK(HOTEL)101
住所/東京都渋谷区神宮前5-31
時間/12:00〜19:00 ※11月17日のみ15:00〜

米原康正オフィシャルHP/http://www.loveyone.com

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