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Culture Art

「野生」をテーマにした展覧会!? @21_21 DESIGN SIGHT

西村裕介『ボゼ』(デザイン:井上嗣也)

六本木は東京ミッドタウン内、21_21 DESIGN SIGHTにて企画展「野生展:飼いならされない感覚と思考」が開催中だ。ワイルドな香りの漂う展覧会タイトル、果たしてその内実とは?

Text:Ken Suzuki


今回の展覧会ディレクターである思想家で人類学者の中沢新一は、人の心にあるまだ管理され尽くしていない、飼いならされていない領域を「野生の領域」と呼ぶ。人間が同じ世界に生き、同じような体験をする現代において新しい発見や創造を生むために、どうしたらその「野生の領域」に至ることができるかを考えるのが今展だ。
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野生への入り口(撮影:淺川 敏)

“野生への入り口” としてエレガントな丸石から始まる展示は、明治時代の博物学者・南方熊楠の思想をひもときながら現代作家の作品が並ぶ “脳の中の森 – 南方熊楠の発見方法” 、古墳時代のはにわのようなかわいい造形物が紹介される “「かわいい」の考古学:野生の化身たち” 、そして芸術における研究やインンスピレーションのフィールドを「野」と捉え、その野を自由に駆け巡る想像力の鍵を探る “野(の)を開く鍵” へと至る流れで構成される。

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“Born to Be Wild” 、Steppenwolfはかつてそう歌った。
まだまだトガッていたいあなた、飼いならされない野生の感覚を探るこの展覧会を見逃すな……!

「野生展:飼いならされない感覚と思考」
会期/2017年10月20日(金)〜 2018年2月4日(日)
会場/21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1、2
住所/東京都港区赤坂 9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
時間/10:00〜19:00(入場は18:30まで)
休館/火曜、12月26日(火)〜 1月3日(水)
TEL/03-3475-2121
URL/www.2121designsight.jp

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