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「ジャーナル スタンダード」創業20周年を記念して
『Kids』は90年代のNYのユースカルチャーをリアルに描写したラリーの処女作。この映画に出演し、父と子のように長年ラリーと親交のあるアートキュレーター、レオ・フィッツパトリックが今回のプロジェクトについて語ってくれた。
「お客様に提供する側の目線でこの5枚の写真をピックアップしたんだ。世の中に出ていない未公開カットだから、服や小物に落とし込んだら面白いんじゃないかな?と思ったんだよ。写真を見ると、映画で出会った友人や90年代のファッションなど、その時の懐かしい風景や記憶が蘇るね。
服はもちろんだけど、ライターや缶バッジ、トランプなどの小物は特にユニークだから、ラリーも喜びそうだよ。それに、服は高くて手を出せないというキッズでも、小物ならゲットできそうだからいいよね」
さらに、今後の取り組みたいことについて尋ねると、「プロジェクトのアイデアはいくつかあるんだ。具体的に何か語るにはまだ早すぎるけど、また誰かとコラボレーションしたり、アーティストと一緒にギャラリーを開いたりしたいね。また日本でイベントができるように頑張るよ」と笑顔で答えてくれた。
本エキシビジョンは10月22日まで開催中。表参道店では、Tシャツなどのオリジナルコラボアイテムのほか、ヴィンテージのGジャンやネルシャツの限定品も展開。ブランドが設立された90年代の懐かしい空気感を、このスペシャルなイベントで味わいたい。
※ネルシャツは数量限定受注販売でのみ取り扱い。
JOURNAL STANDARD 20th Anniversary Exhibition LARRY CLARK
会期/2017年10月6日(金)〜22日(日)11:00〜20:00 ※会期中無休
会場/ジャーナル スタンダード 表参道
住所/東京都渋谷区神宮前6-7-1
TEL/03-6418-7961
URL/journal-standard.jp
「ジャーナル スタンダード」創業20周年を記念して
名画『Kids』のラリー・クラークをフィーチャー
創業20周年を迎える「ジャーナル スタンダード(Journal Standard)」が、写真家で映画監督のラリー・クラーク(Larry Clark)の写真作品にフォーカスしたエキシビジョンを開催。10月6日(金)に行われたレセプションパーティには、このプロジェクトをキュレーションしたレオ・フィッツパトリック(Leo Fitzpatrick)が来日した。
ブランドが設立された90年代に、アートやファッション界に多大なる影響を与えたラリー・クラーク。彼が監督を務めた95年公開の映画『Kids』で撮影された未公開写真5点が、クロージングやプラダクトに特別に落とし込まれた。
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Text : Kefa Cheong