フレグランス界のオスカー!建築家が手掛けるNY発「アーキスト」 | Numero TOKYO
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フレグランス界のオスカー!建築家が手掛けるNY発「アーキスト」

ARQUISTE,香水,フレグランス
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2011年にNYで誕生したフレグランスブランド「アーキスト(ARQUISTE)」。建築家のカルロス・フーバーが手掛ける香りは、2013年にフレグランス界のオスカー賞と呼ばれるフレグランス財団主催のアワードのトップ5を獲得。世界的に注目を集めている。

時代、場所、感覚に訴えるフレグランスとして注目される「アーキスト」は、それぞれの香りに付けられた名前だけでなく、インスピレーションとなった時代や季節、国まで、細かく設定されたストーリーがユニーク。美しい香りは、まるでタイムカプセルのように、さまざまなシーンを思い出させてくれる。 歴史的建造物の修復を専門とする建築家のカルロス・フーバーが、香りを手掛けるきかっけとなったのは、自らが携わった「ラルフローレン」の店舗設計。建造物と歴史、そこで過ごした人々のストーリーに強い興味を抱く様になったフーバーは、以前からこだわりのあったフレグランスにその思いを注ぎ込み、「アーキスト」をスタートした。

レ エトログ アクア(100ml)¥28,000 ロケーション:1175年10月早朝・イタリア カラブリア地方
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ダーク・ガリオン キャンドル ¥11,000、ルームフラグレンス ¥10,000  ロケーション:1620年・日本 長崎港 彼の創作を作品に仕上げるのは、「エリザベス アーデン」や「トム フォード」などでヒット作品を多数手がけている有名パフューマー。ラグジュアリーで奥行きのある香りは、ニューヨークの老舗ホテル「St.Reigs」にも認められ、オリジナルのルームセントが世界中の同ホテルで使用されている。 パリオペラ座のロビーをイメージしたスモーキーな香り“ブートニアナンバー7”や、中世カラブリア地方の熟したシトラス、新鮮な空気とマートル、ラベンダーと草原の香りが広がる地中海をイメージした”レ エトログ アクア”など、美しく複雑な香りは、フレグランス8種とルームセント4種をラインナップ。日本では、セレクトショップのファブ(Fav)、スーパー エー マーケット、シボネ、ランド オブ トゥモロー、インターコンチネンタルホテル東京内のレゾンデートルシガークラブなどで取り扱う。 人とかぶらないハイセンスな香りをファッションの一部として、ぜひ取り入れたい。 ARQUISTE お問い合わせ/Fav TEL/03-6427-7827 URL/http://arquiste.com/

Text:Anri Murakami

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