西陣織「HOSOO」の1日1組限定レジデンスがオープン | Numero TOKYO
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西陣織「HOSOO」の1日1組限定レジデンスがオープン

HOSOO  HOSOO RESIDENCE
HOSOO  HOSOO RESIDENCE

京都・烏丸御池にテキスタイルブランド「HOSOO」による宿泊施設「HOSOO RESIDENCE」がオープンする。 1688年創業の「HOSOO」は、西陣織の技術を用いたファブリックで、世界のトップメゾンを始めラグジュアリーマーケットでも注目されているテキスタイルブランド。そんな「HOSOO」の世界観が堪能できる空間となっている。

建物は戦前期からの京町家をリノベーション。外観は伝統的な町家の造りを守りながらも、内装は西陣織や左官技術による土壁でコンテポラリーに仕上げられた贅沢な工芸建築となっている。室内には「HOSOO RESIDENCE」のためだけに作られたインテリアや、セレクトされたプロダクトが配され、滞在中に実際に使用することで、その物づくりの技術の確かさ、魅力を感じることができる。

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リノベーション前の土壁を撮影し、西陣織で織り直したという“土壁の記憶”のアートピース。
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ベッドルームには創業1830年以来、京都で寝具作りを続けている「イワタ」の上質な寝具が。
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時間により変化していく光の反射が美しい白砂利のミニマルな庭。 印象的な土壁は、飛鳥時代から伝わる左官技術“版築(はんちく)”が用いられ、京都を中心とした3種類の土で作られている。そしてオーディオは「Technics」とのコラボレーションにより「HOSOO」のテキスタイルが用いられた世界で一台のスピーカー!
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黒漆喰と研ぎ出しという、高度な左官技術が活かされた特注のバスルーム。湯船からはゆったりと庭が望める。 ロケーションは、京都駅から車で約15分、地下鉄丸太駅からは徒歩4分。カフェやレストラン、バーも多くある便利なエリアで、二条城や京都御所も徒歩5分ほど。 京都らしい陰影や伝統をモダンな感覚で生かした「HOSOO RESIDENCE」。その美しい空間での滞在は、京都のものづくりや工芸の歴史、そして日本古来からの美意識を体感できる素敵な時間になるはず。ぜひ訪れてみて。
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HOSOO RESIDENCE  オープン日/2017年7月上旬 住所/京都市中京区両替町通二条上ル北小路町98-8 平米数/75.5㎡  定員数/大人2名 料金/一泊 ¥70,000(サービス料込み/税別)  URL/www.hosoo-residence.com 予約/上記オフィシャルウェブサイトより完全予約制

Text:Hiromi Mikuni

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DECEMBER 2024 N°182

2024.10.28 発売

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