「Dior」のかつてない大回顧展がパリでスタート
「ディオール(Dior)」が7月5日~翌1月7日まで、パリ装飾芸術美術館にてクリスチャン・ディオールのファースト コレクション発表から70周年を祝福するエキシビションを開催。1947年春夏コレクションで「ニュールック」を発表して以来、20世紀のファッション界の中心的存在となったクリスチャン・ディオールと、その後を継いだ6人のアーティスティック ディレクターの創造の世界をひも解いていく。
エキシビションでは、1947年のデビューから現在までのデザインから、厳選された300点以上のオートクチュールドレスやアトリエで使用された生地、ファッションフォト、デッサンなどを展示。帽子やジュエリー、バッグ、シューズ、香水瓶なども集められ、かつてない壮大な展示に。
クリスチャン・ディオール、1956年秋冬オートクチュール
クリスチャン・ディオールとその後継者であるイヴ・サンローラン、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズ、マリア・グラツィア・キウリ、6 人のアーティスティック ディレクターが、どのようにブランドを形成し、世界のオートクチュールを代表する名声を打ち立ててきたかを考察していく。
Text:Anri Murakami