ビートルズ『ホワイト・アルバム』 リミックス版が制作中
ビートルズ(The Beatles)による1968年のアルバム『ホワイト・アルバム』のリミックス版が制作されているようだ。
同バンドのプロデューサーとして知られる故ジョージ・マーティンの息子ジャイルズが、ジョージが『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のミックスを手掛けてから50年が経ったことを記念して、『ホワイト・アルバム』リミックス版の制作を進めていることを認めた。
ジャイルズはBBCラジオ6に「『ホワイト・アルバム』。これが次のリリースになります。これが、彼らがちゃんとやりたいようにやりだしたときの作品なのです」「例えば、『セクシー・セディー』はかなり録り直しがありますよ。効率性はそんなに気にしていなかったようです」「私のモチベーションは、自分の子供や孫に(当時)ポップのイメージを変えたこのアルバムのことを話すとき、彼らに聞いてもらって、『この音はちょっと古いね』となるよりも『ああ、そういうことか!』となって欲しいのです」「人々が求めるものを提供しようとするところのバランスを考えているところにきています。かなりたくさんのものがありますから」と話している。
シリアルナンバー「0000001」がついたリンゴ・スターが所持していた『ホワイト・アルバム』がオークションにかけられたことがあり、4万ドルから6万ドル(約450万円から670万円)の落札価格が予想されていたが、結局はその予想をはるかにうわまわる79万ドル(約8400万円)で落札されていた。
©BANG Media International