蜷川実花10日だけの展覧会、桜のように儚く | Numero TOKYO
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蜷川実花10日だけの展覧会、桜のように儚く

©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery
©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

原美術館が急遽、写真家・蜷川実花の個展を開催することを発表。しかもその期間はたったの10日。異例ともいえる展覧会の内容とは?

演出家・蜷川幸雄が亡くなって5月12日で1年になる。奇しくもこの同じ季節に、写真家である娘の蜷川実花が「逝く人の目で撮った写真」と表現した、父・幸雄の死に向き合う日々を撮影した約60点の写真を発表するという。「うつくしい日々」というタイトルどおり、父娘が過ごした、親密でかけがえのない時間が切り取られている。

2015年には同じ原美術館にて個展「蜷川実花:Self-image」を開催し、反響を呼んだことも記憶に新しい彼女。その余韻も残るなか、今度はどんな一面を見せてくれるのか。「どうしてこんな写真が撮れたのかわからない」。言葉では言い尽くせない、ここにしかない表現をぜひその目で確かめてほしい。

©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery
©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

「蜷川実花 うつくしい日々」
会期/2017年5月10日(水)〜19日(金)
会場/原美術館
住所/東京都品川区北品川4-7-25
時間/11:00〜17:00(水は20:00まで/入館は閉館時間の30分前まで)
休館/会期中無休
TEL/03-3445-0651
URL/www.art-it.asia/u/HaraMuseum/Zv78z0CYosJ15f3k2rcW/

Text:Sayaka Ito

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